山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

日本演出者協会50年

2011-03-30 15:32:45 | 演劇大学
日本演出者協会発足50周年記念
「演出者の集い」
2011 3.30 本多劇場 大集会

この度の3.11東日本大震災、大津波、原発事故など、未曾有のオールニッポンを震撼とさせた事故でイベントは延期されました。
私は3月29日より31日の二泊三日の花のお江戸旅行を楽しみにしていましたが、この状況下致し方ないと思います。
長引く復興、世界中から心配されている原発人災などを思うと「祝」イベントは自粛すべし!・・・そのムードはこの熊本でも定着しています。

日本の現代演劇はどこに在り、どこに向かうのか?
20代から80代の三世代が集まり、日本の演劇の過去、現在について語り合うトーク・スクランブルの一日。


1960年に演出者の地位向上、相互交流を目的に創立された協会。
私は「演劇大学in熊本」の事務局として「演出家・俳優養成セミナー」熊本での開催で2005年から関わるようになった。実行委員長は流山児祥さん(熊本県荒尾市出身)。
熊本では熊本県立劇場、八千代座などで若い演劇人が中心となり「演劇大学」三日間で発表会を催す強行講座(実践的ワークショップ)となる。2010年までに4回開催された。

今回の「演出者の集い」ではプログラム4「七つの地域からのメッセージ」(北海道・盛岡・仙台・名古屋・大阪・福岡・熊本の予定であった。)で熊本の演劇の現在を語る準備をしていた。

熊本は「馬刺と焼酎よ。」・・・そのようなメッセージを送りたかった。

風評とは恐ろしいもので「熊本から馬一頭持って来て喰わせるバカがいる。」などの噂が流れていた。真相は馬肉燻製と球磨焼酎を少々お土産に持って行くつもりだったのだが・・・。
風評が広がれば劇団員の卓さん(還暦)が経営する乗馬倶楽部の馬に泣きつくつもりだった。

さて、熊本の演劇。このイベントはいつまで延期されるかわからないが、「馬刺と焼酎」熊本演劇事情を温めておこうと思う。
これからの地方は美味しい、願いを込めて。



東日本震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
苦労されている被災地の皆様にお見舞い申し上げます。
自然災害・事故・戦争から復興してきた歴史を踏まえ、私たちも非力ながら応援致します。

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