そろそろサワギキョウが咲いている頃ではないかと思い、椹池に立ち寄ってみる。すると、サワギキョウと一緒に白い花が咲いている。これは何年も咲いていなかったアギナシの花ではないか。
椹池。水量は普通である。
手前に群生しているのはヒロハドジョウツナギではないかと思う。
たぶんヒロハドジョウツナギ。この池には結構生えている。アブラガヤが混じっている。
新鮮なサワギキョウが池に浮かんでいる。
サワギキョウ。紫色の美しい花である。
結実しているナガエミクリ
浮島の中に白い花がポツポツと咲いている。
これはアギナシの花ではないか。葉は確認していたが花を見るのはずいぶん久しぶりである。
アギナシの花。下から順に上に向かって咲いて行く。
アギナシの葉。細長いものが多いが幅の広いものもある。
葉の先端部はやや鈍頭で、辺縁が内側に巻くのが特徴である。時として筒状になる。
アギナシの葉と花。花穂は葉よりも長く伸びて花を咲かせる。
サワギキョウと一緒に咲いていたアギナシ。こちらのものは葉が細い。
たくさん咲いていて驚きである。
アギナシを初めて見たのがこの椹池で、他の場所ではまだ見たことが無い。何年か見に来ているが、葉は確認しているが花はしばらく見ていなかった。ブログの記録を見直してみると平成30年(2018年)9月以来花は確認できていなかった。葉の数も少なく、このまま絶えてしまうのではないかと心配していたのだが、今年はたくさん咲いてくれた。葉もたくさん出ている。花が咲くのに周期性があるのかも知れないが、生き残っていてくれて、しかもしっかりと咲いてくれてほっとした。今日はこの池に立ち寄って良かったと思った。
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