山地のやや湿った岩場を好んで生育する常緑小低木。岩場から下垂し、長さ30㎝~120㎝になる。葉は互生し卵状被針形で鋸歯があり鋭頭、葉質は硬く表面に光沢がある。花冠は筒状で白色、浅く5裂して先端が反り返る。雄蕊は 10 本花糸に長軟毛が密毛する。花期は 7 ~ 8 月。山梨県では主に県南部に生育しており、個体数はそれなりにある。
2018年山梨県カテゴリー :絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2005年山梨県カテゴリー :絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2017年環境省カテゴリー: なし
イワナンテン 2023年7月 南部町で撮影
イワナンテンの花。残念ながら花弁は開いていなかった。
湿った岩壁からぶら下がるように生える。
葉腋から花柄を出して1~10個の白い花を付ける。
イワナンテンの花
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