山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

セツブンソウとフクジュソウ  令和4年3月2日

2022年03月04日 | 山に咲く花
 先週も訪問している渓谷に咲くセツブンソウであるが、まだ雪が残っていて葉も出ていなかった。その後暖かい日が何日か続き、スギ花粉が本格的に飛び始めた。そろそろ咲いている頃ではないだろうか?渓谷の奥に咲くフクジュソウも気になっている。


    雪はほぼ解けている。


    氷柱も解けている。そろそろセツブンソウが咲いているのではないだろうか?


    咲き始めていたセツブンソウ


    まだほとんどが蕾。


    本体部分はまだほんの少し蕾が見え始めたところ。1~2週間先になりそうだ。


    セツブンソウの花。エクステンションチューブという兵器を装着して接写。


    渓谷の奥はまだ雪が残っている。


    これはナガオノキシノブであろう。


    苔の生えた岩に小さなシダが群生していた。


    カラクサシダ。この山域で見るのは初めてである。


    葉を丸めているが、あふれんばかりの胞子が付着している。


    こちらのシダは冬の乾燥が堪えたようで、大部分が枯れたように茶色に変色している。


    ビロードシダ。あまり元気が無い。


    表面に星状毛が生えている。サボテンのようだ。


    フクジュソウがほころんでいた。


    まだ咲き始めたばかり。ほんの少ししか見当たらない。


    開いていたのはこの1株だけだった。


    まだ2週間ほど先になりそうである。

 セツブンソウもフクジュソウもまだ咲き始めたばかりだった。今年の春の花は2~3週間ほど開花が遅れているようである。陽気が暖かくなると、スミレを含めて一斉に咲き出すかも知れないが、冬の雨不足でたぶん花はハズレ年になってしまうのではないだろうか?


    こちらは三珠のセツブンソウ。満開であるが個体数はかなり少な目。


    一区画だけたくさん咲いてくれた場所があった。


    来年は全区画でこのようにたくさん咲いてくれることを願いたい。

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