古い写真を見ていたら花の脇に何やら絶滅危惧種のシダらしきものが写っていた。山梨県レッドデータブックの分布域を確認してみると、その山域に生育しているらしい。これは確認に行かなければと思い、残り1日の夏休みをとって探索に出かけてみる。
久しぶりに登る石割神社に至る長い階段。
キバナアキギリが咲いていた。
石割神社の下に群生していたこのアザミは?
総苞片は短くあまり開出せず、茎には毛が生えている。おそらくスズカアザミと思われる。
石割神社
神社の直下に生えていたオウレンシダ
神社の境内に生えていたオウレンシダ
モミジガサ
ホトトギス
山頂到着。富士山は雲隠れし、空模様が悪い。
山頂に咲いていたこのアザミは?
総苞片が長くて開出しており、先ほど見たアザミとは別物である。どうやらトネアザミ(タイアザミ)らしい。
2時間かかって山頂到着である。問題のシダがあるのはこの先のはずであるが果たして探している絶滅危惧のシダなのかどうか?期待しながら現地に行ってみる。
昨年は手入れに来なかったところ、保護柵は破損してネットが外れてしまっていた。
やはり・・・アツモリソウは消滅している。テンニンソウは除去したもののスゲが生えてランが生育するような環境では無くなっている。
目的のシダはこんな感じのシダだが・・・裏にソーラスが付いていない。
枯れかけているうえに立ち上がっていない。
これは比較的新鮮だが予想していたものとはだいぶ違う。
その近くにあったのがこのシダ。これはありふれているヒメシダで、おそらく先ほど見たのはこれの栄養葉であろう。だからソーラスが付いていない。
探していたのはタチヒメワラビという絶滅危惧のシダで、ブナ林の林床に生える珍しいシダである。羽片近位部の小羽片が大きい特徴があり立ち上がって生えるはずである。以前に見た画像ではそのような形に見えたのだが、どうやら違ったようである。
平成24年6月に撮影したアツモリソウの画像だが、花の手前右側にタチヒメワラビらしきシダが写っている。しかし別物だったようである。
探しているうちに雨が降り出してしまい、雨の中を探索したものの目的のタチヒメワラビらしきシダは見つからなかった。おそらく写っていたのはヒメシダの栄養葉だったのであろう。雨の中を下山となった。また別の場所を探索してみたいと思う。
久しぶりに登る石割神社に至る長い階段。
キバナアキギリが咲いていた。
石割神社の下に群生していたこのアザミは?
総苞片は短くあまり開出せず、茎には毛が生えている。おそらくスズカアザミと思われる。
石割神社
神社の直下に生えていたオウレンシダ
神社の境内に生えていたオウレンシダ
モミジガサ
ホトトギス
山頂到着。富士山は雲隠れし、空模様が悪い。
山頂に咲いていたこのアザミは?
総苞片が長くて開出しており、先ほど見たアザミとは別物である。どうやらトネアザミ(タイアザミ)らしい。
2時間かかって山頂到着である。問題のシダがあるのはこの先のはずであるが果たして探している絶滅危惧のシダなのかどうか?期待しながら現地に行ってみる。
昨年は手入れに来なかったところ、保護柵は破損してネットが外れてしまっていた。
やはり・・・アツモリソウは消滅している。テンニンソウは除去したもののスゲが生えてランが生育するような環境では無くなっている。
目的のシダはこんな感じのシダだが・・・裏にソーラスが付いていない。
枯れかけているうえに立ち上がっていない。
これは比較的新鮮だが予想していたものとはだいぶ違う。
その近くにあったのがこのシダ。これはありふれているヒメシダで、おそらく先ほど見たのはこれの栄養葉であろう。だからソーラスが付いていない。
探していたのはタチヒメワラビという絶滅危惧のシダで、ブナ林の林床に生える珍しいシダである。羽片近位部の小羽片が大きい特徴があり立ち上がって生えるはずである。以前に見た画像ではそのような形に見えたのだが、どうやら違ったようである。
平成24年6月に撮影したアツモリソウの画像だが、花の手前右側にタチヒメワラビらしきシダが写っている。しかし別物だったようである。
探しているうちに雨が降り出してしまい、雨の中を探索したものの目的のタチヒメワラビらしきシダは見つからなかった。おそらく写っていたのはヒメシダの栄養葉だったのであろう。雨の中を下山となった。また別の場所を探索してみたいと思う。
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