この季節の大蔵高丸からハマイバ丸に至る稜線はアザミやトウヒレンの仲間たち、マツムシソウなどが咲き誇る花を見るには絶好の季節である。特に保護柵内で復活してきたヒメヒゴタイの大株は目を見張るものがある。午後からは雨の予報で雷が怖いが、焼山沢沿いで確認しておきたいシダがあるので、峠からではなく焼山沢を登って稜線に行くことにする。まずは渓谷で見たシダと花である。
渓谷沿いで現れたこのちょっと格好良いシダ、ミヤマクマワラビ。この渓谷はオシダが見当たらずこの手の円形に広がるのはほとんどがミヤマクマワラビだった。
ソーラスは葉の上方に付く。
おそらくイッポンワラビ。渓谷沿いを好んで生育しておりどこでも普通に見られる。
楕円形のソーラスが付着。
5月に訪問した際にまだ芽吹いたばかりで何だか分からなかったイノデの仲間がこれである。これを確認しておきたかった。
やや大き目で幅広い鱗片が付着している。葉の光沢は鈍い。
中軸中央部の鱗片。細長い先細りの鱗片が付着。これはイワシロイノデだろう。
ソーラスは中肋と辺縁の中間あたりに付着している。このソーラスの配置で良く似たツヤナシイノデと区別するのは難しい。
渓谷沿いに生えたジュウモンジシダ
群生していたシダ
先ほどのイッポンワラビに似ているがちょっと違う。最下羽片の根元に柄がある。
ソーラスは楕円形ないし三日月状で中肋近くに付着している。これはキヨタキシダであろう。
もう1種類群生していた大型のシダ。
ベニシダに似ているがちょっと違う。全体的な形が長方形に近い。
こげ茶色のやや幅広い鱗片
ソーラスはベニシダに比べて小さ目である。調べてみると、これはミヤマベニシダと判明した。渓谷沿いを好むやや高い場所に居るシダである。
渓谷沿いに咲いたヤマトリカブト
同上
レイジンソウ
サラシナショウマ
ヤマゼリ
たぶんタマブキ。
普通ならば1時間ほどで歩ける焼山沢の渓谷コースを3時間以上かけて探索しながら歩いてきた。時刻は間もなく12時である。空模様も悪くなってきていつ降ってきてもおかしくない空である。もし雷が鳴ったら引き返すのも覚悟しながら、大蔵高丸の稜線に進む。
渓谷沿いで現れたこのちょっと格好良いシダ、ミヤマクマワラビ。この渓谷はオシダが見当たらずこの手の円形に広がるのはほとんどがミヤマクマワラビだった。
ソーラスは葉の上方に付く。
おそらくイッポンワラビ。渓谷沿いを好んで生育しておりどこでも普通に見られる。
楕円形のソーラスが付着。
5月に訪問した際にまだ芽吹いたばかりで何だか分からなかったイノデの仲間がこれである。これを確認しておきたかった。
やや大き目で幅広い鱗片が付着している。葉の光沢は鈍い。
中軸中央部の鱗片。細長い先細りの鱗片が付着。これはイワシロイノデだろう。
ソーラスは中肋と辺縁の中間あたりに付着している。このソーラスの配置で良く似たツヤナシイノデと区別するのは難しい。
渓谷沿いに生えたジュウモンジシダ
群生していたシダ
先ほどのイッポンワラビに似ているがちょっと違う。最下羽片の根元に柄がある。
ソーラスは楕円形ないし三日月状で中肋近くに付着している。これはキヨタキシダであろう。
もう1種類群生していた大型のシダ。
ベニシダに似ているがちょっと違う。全体的な形が長方形に近い。
こげ茶色のやや幅広い鱗片
ソーラスはベニシダに比べて小さ目である。調べてみると、これはミヤマベニシダと判明した。渓谷沿いを好むやや高い場所に居るシダである。
渓谷沿いに咲いたヤマトリカブト
同上
レイジンソウ
サラシナショウマ
ヤマゼリ
たぶんタマブキ。
普通ならば1時間ほどで歩ける焼山沢の渓谷コースを3時間以上かけて探索しながら歩いてきた。時刻は間もなく12時である。空模様も悪くなってきていつ降ってきてもおかしくない空である。もし雷が鳴ったら引き返すのも覚悟しながら、大蔵高丸の稜線に進む。
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