前日の午後から降り続いている雨はこの日の午前中から雪に変わった。結構な降り方をしているが天気予報と衛星画像を見る限りでは午後の早い時間には止みそうである。周囲の山肌をうっすらと白く染めた雪は予想通り昼の12時を過ぎた頃には止んだ。山も谷も歩きにくいということはあるが、これはチャンスである。おそらく雪の中から顔を出している春の花が見られるだろう。前日訪れた黒富士農園のハナネコノメも良いだろうし、近場ならば湯村山界隈のシュンランも咲いている頃だ。武田神社の桜が満開になっているのでおそらくはカイコバイモもコシノコバイモも咲いているだろう。自宅出発は午後1時を過ぎてしまったので行けるところは限られてしまう。毎年恒例のコシノコバイモを見に行ってみる。
前日の雨で沢は濁り増水しているが、渡渉には問題無し。
雪の積もった谷。さすがに誰も居なかった。
ここにはアズマイチゲが咲くはずだが、完全に雪の下。昨年イノシシに掘り返されて大打撃を受けていたが今年はどうなっているのだろう?
葉が茶色いのでヨゴレネコノメソウと思っていたが本当にそうなのだろうか?
開き始めた花は花(萼片)が開いておらずヨゴレネコノメソウのように見えるが、葯が落ちた花は平開している。これはニッコウネコノメソウと見るべきだろう。
雪の中から葉を出したシロバナエンレイソウ
開花したばかりのエゾアオイスミレ
ダンコウバイの花
こんなところにこんなシダが。
オシャグジデンダ。夏緑生のシダだが葉を展開している。
クモノスシダも居た。
居ました。コシノコバイモ。
日当たりの良い斜面に5~6株咲いているのを確認。
さらに足元にも咲いていた。
地味な茶色の花だが背景が白い雪だと花が生える。
雪の中に咲くコシノコバイモ
雪の中から顔を出すコシノコバイモ
春の雪とコシノコバイモ
ズルズルな雪で何度かスリップしたが、登って来た甲斐があって今日も良い景色を見せてもらった。もう1種類、見ておきたい花があったのでさらに上に登ってみる。
華奢な木の先に小さな白っぽい花が咲いている。
初見の花、ハヤザキヒョウタンボク
半透明の美しい花
別の木
こちらは少しピンク色がかっている。
初見のハヤザキヒョウタンボクはもう少し近付いて撮影したかったが足場が悪く100mmマクロで撮影してこれが限界だった。見つかったのは2本だけだったが、探せばもう少しあるのかも知れない。これも山梨県絶滅危惧種の花である。
雲の湧く甲府盆地と雲上の茅ヶ岳山塊。
時刻は5時半を過ぎた。雪道のスリップに注意しながら足早に撤退する。今日も良い花と良い風景に出会えた。
前日の雨で沢は濁り増水しているが、渡渉には問題無し。
雪の積もった谷。さすがに誰も居なかった。
ここにはアズマイチゲが咲くはずだが、完全に雪の下。昨年イノシシに掘り返されて大打撃を受けていたが今年はどうなっているのだろう?
葉が茶色いのでヨゴレネコノメソウと思っていたが本当にそうなのだろうか?
開き始めた花は花(萼片)が開いておらずヨゴレネコノメソウのように見えるが、葯が落ちた花は平開している。これはニッコウネコノメソウと見るべきだろう。
雪の中から葉を出したシロバナエンレイソウ
開花したばかりのエゾアオイスミレ
ダンコウバイの花
こんなところにこんなシダが。
オシャグジデンダ。夏緑生のシダだが葉を展開している。
クモノスシダも居た。
居ました。コシノコバイモ。
日当たりの良い斜面に5~6株咲いているのを確認。
さらに足元にも咲いていた。
地味な茶色の花だが背景が白い雪だと花が生える。
雪の中に咲くコシノコバイモ
雪の中から顔を出すコシノコバイモ
春の雪とコシノコバイモ
ズルズルな雪で何度かスリップしたが、登って来た甲斐があって今日も良い景色を見せてもらった。もう1種類、見ておきたい花があったのでさらに上に登ってみる。
華奢な木の先に小さな白っぽい花が咲いている。
初見の花、ハヤザキヒョウタンボク
半透明の美しい花
別の木
こちらは少しピンク色がかっている。
初見のハヤザキヒョウタンボクはもう少し近付いて撮影したかったが足場が悪く100mmマクロで撮影してこれが限界だった。見つかったのは2本だけだったが、探せばもう少しあるのかも知れない。これも山梨県絶滅危惧種の花である。
雲の湧く甲府盆地と雲上の茅ヶ岳山塊。
時刻は5時半を過ぎた。雪道のスリップに注意しながら足早に撤退する。今日も良い花と良い風景に出会えた。
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