北岳は花だけではなく、高山性のシダ類や低地では見られないカヤツリグサ科やイネ科の植物も多種生育している。目立たない植物であまりこれらの植物を見て回っている人は少ないかも知れないが、見始めると本当に面白い植物ばかりで、特に何だか分からないものが多数あるところが面白いのではないかと思う。まだ勉強中のものが多く、今回の記事も間違っていることが多数書かれているであろうが、そのつもりでご覧いただきたい。
北岳を代表するシダといったらこのキタダケデンダであろう。全体的に毛が多い。登山道沿いで見られるのはおそらく1ヶ所だけであろう。
石灰岩を含んでいると思われる岩の隙間に生えるキタダケデンダ
似ているがこちらはあまり毛が生えていないタカネシダ
大株のタカネシダ。今まで見た中ではいちばん大きい。
石灰岩地を好むアオチャセンシダ。常緑性のシダであるがこの季節でもまだ枯れた部分がある。下には小型のヤツガタケシノブが数株。
草に隠れた岩棚の奥に生えていたヤツガタケシノブ。小さなシダで探すのが難しい。
こちらも岩の隙間にひっそりと生えていたヤツガタケシノブ。先端部の胞子葉は細長いが基部の栄養葉は切れ込んだ丸みを帯びた葉の形をしている。
石灰岩地を好むイワウサギシダ。ウサギシダに似るが最下羽片の下向き第一小羽片があまり大きくならず、全体的に細長い。
岩棚の奥に生育しているイワウサギシダを新たに発見した。
いつもとは別の場所で発見したコスギラン。無性芽がたくさん付いている。
ハイマツの隙間で発見したヒカゲノカズラの仲間
夏バテで枯れかけている。胞子穂が出ておらず確定できないのだが、これはチシマヒカゲノカズラではないかと思う。
小さいうえに岩の隙間や岩棚を好んで生育し、発見しにくいヤツガタケシノブであるが、今年は比較的多く出会うことが出来た。キタダケデンダは例年とほとんど変わっておらず、増殖する様子も無い。他にもいろいろ撮影してきたが、ミヤマヘビノネゴザと思って撮影してきたものがミヤマメシダだったのは失敗であった。
北岳を代表するシダといったらこのキタダケデンダであろう。全体的に毛が多い。登山道沿いで見られるのはおそらく1ヶ所だけであろう。
石灰岩を含んでいると思われる岩の隙間に生えるキタダケデンダ
似ているがこちらはあまり毛が生えていないタカネシダ
大株のタカネシダ。今まで見た中ではいちばん大きい。
石灰岩地を好むアオチャセンシダ。常緑性のシダであるがこの季節でもまだ枯れた部分がある。下には小型のヤツガタケシノブが数株。
草に隠れた岩棚の奥に生えていたヤツガタケシノブ。小さなシダで探すのが難しい。
こちらも岩の隙間にひっそりと生えていたヤツガタケシノブ。先端部の胞子葉は細長いが基部の栄養葉は切れ込んだ丸みを帯びた葉の形をしている。
石灰岩地を好むイワウサギシダ。ウサギシダに似るが最下羽片の下向き第一小羽片があまり大きくならず、全体的に細長い。
岩棚の奥に生育しているイワウサギシダを新たに発見した。
いつもとは別の場所で発見したコスギラン。無性芽がたくさん付いている。
ハイマツの隙間で発見したヒカゲノカズラの仲間
夏バテで枯れかけている。胞子穂が出ておらず確定できないのだが、これはチシマヒカゲノカズラではないかと思う。
小さいうえに岩の隙間や岩棚を好んで生育し、発見しにくいヤツガタケシノブであるが、今年は比較的多く出会うことが出来た。キタダケデンダは例年とほとんど変わっておらず、増殖する様子も無い。他にもいろいろ撮影してきたが、ミヤマヘビノネゴザと思って撮影してきたものがミヤマメシダだったのは失敗であった。
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