山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

マツグミ探索 小松山・天狗山・淡雪山  令和4年3月13日

2022年03月19日 | 山に咲く花
 本日は近場の山でマツグミを主に回ってみることにする。甲府市北部の低・中山にはアカマツが多く生育しており、マツ科の木に寄生するマツグミは普通に生育しているのではないかと思う。まずは小松山を訪れてみる。


    小松山山頂への階段


    広々としていて休憩ベンチが設置してある小松山山頂。残念ながら眺望はあまり良く無い。


    アカマツの木を見上げるが・・・残念ながらマツグミは発見出来ず。

 周辺を良く探せばたぶん生育していると思うのだが、残念ながら小松山の山頂付近ではマツグミは発見出来なかった。

 次に先週マツグミを初めて発見した場所を、別ルートで登ってみる。


    日当たりの良い稜線まで抜け出ると、マツグミはあちらこちらに着いている。


    大株のマツグミ


    至近距離で見られるものもあった。実が残っているが、成熟していないように見える。

 マツグミは食べられるらしいので、試しに2~3個口に入れて咬んで見ると・・・渋い・酸っぱい・まずい! たぶん熟していない実が残っているのだろう。とても食べられるような代物では無かった。

 この場所の近傍にある天狗山に行ってみる。


    アブラチャンの花が咲き、春らしくなってきた。


    天狗山


    山頂には鉄剣が立てられている。後ろに見える山並が先ほどまで居た場所。天狗山はぐっと下ったところに位置している。


    アカマツの木を見上げると、ここにもマツグミが生育していた。

 車に戻って移動し、淡雪山に行ってみる。


    白い花崗岩が露出している淡雪山。双眼鏡で探すがマツグミは見当たらない。


    これは普通のヤドリギ。木はコナラと思われる。


    側斜面の見えにくい場所にマツグミが着いていた。


    木の裏に隠れていた大株。

 淡雪山にもマツグミが生育しているのを確認出来た。

 咲き始めた花も見てきた。


    これは淡雪山の近くで見たシュンラン。花は咲いていないように見えたが・・・


    根元を良く探してみると花芽が付いていた。開花は1~2週間先になりそうである。


    武田の杜で見たシュンランは、葉はたくさん見かけるが花や花芽はほとんど見当たらない。


    1株だけほころんだシュンランがあった。


    今年初見のシュンランの花


    数年前に大規模な盗掘に遭って少しだけ残ったエビネの葉。だいぶ大きくなってきた。


    花が咲いた後の柄が残っていた。少し復活してくれたようで嬉しい。

 シュンランはだいぶ開花が遅れているようである。花付きは悪そうである。マツグミは甲府市北部のアカマツ林には広範囲に生育している可能性が高い。おそらくは要害山や兜山あたりにもあるのではないだろうか?時間がとれるようならば探索に行ってみたいと思う。花仲間からの情報では、山梨市の公園の木にもたくさん生育しているらしい。

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