高山帯の草原に生育する多年草である。花期は7~8月。花はわずかにクリーム色を帯びた白色で、茎や総花柄、萼に黒い伏毛がある。葉は奇数羽状複葉で5~8対、小葉は長楕円形である。山梨県では南アルプスで生育が確認されている。
2018年山梨県絶滅危惧ⅠB類(EN) 2017年環境省-
シロウマオウギ 令和1年8月 北岳で撮影したスマホ画像
トリーミング画像。花が白く萼と花茎が黒っぽい。
平成29年7月 北岳で撮影。
同上。花が白く萼が黒っぽいことからシロウマオウギと思われるが違うかも知れない。
北岳にはシロウマオウギの他にリシリオウギ、イワオウギ、タイツリオウギが生育している。いずれも似ており、正確に判別するのは難しい。萼の様子や葉の対の数、茎の毛の状態などもう少し詳細に観察して来る必要があり、今後は注意して見てきたいと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます