日当たりのよい草地や道ばたに生育1 年草。高さ20 ~ 50㎝で全体に褐色の長毛がある。葉は線形~狭長卵形で互生し、ほとんど柄がない。花は青紫色。萼は褐色の毛が密生する。和名の由来は、毛の多い萼を「狸」に見立てたもので、この植物の様子を良く現している。花期は 7 ~ 9 月。山梨県では生育地が限局しており、群生している場所もある。しかし、草刈りや宅地開発の影響でいつ消滅してもおかしくない環境にある。
2018年山梨県カテゴリー絶滅危惧ⅠA 類(CR) 2017:環境省カテゴリー:なし
タヌキマメ 令和3年9月 北杜市で撮影
この場所では群生が見られたが、後に草刈りが行われ全て刈られてしまった。
タヌキマメの花。日当たりの良い午後に花が開く。
側面から見る花と実。狸豆とは良い名前を付けたものである。
白花のタヌキマメ
あまり見かけることは無い。
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