大蔵高丸界隈のヒメヒゴタイとセイタカトウヒレンが見たくて湯ノ沢峠に至る林道を進んだが、台風の影響で崩落があったらしく林道は閉鎖されていた。ならば行く先変更、そろそろ咲き始めた頃であろうコウシュウヒゴタイと思わしき花を見に御坂山系の山に行ってみることにする。
以前に比べて林道脇のススキがだいぶ茂ってきたように見受けられる。
鹿の踏み跡と食害の跡も見られる。
ここには貴重な秋に咲くハハコグサが生育している。
茎と花の周辺にクモ毛が多いこと、枝分かれすることが特徴である。残念ながらまだ咲いていなかった。
小さな株は咲き始めていたが、これだけだと遅咲きのハハコグサとの区別が難しい。
林道を進んで登山道に入ればすんなりと山頂に行けるのだが・・・気が変わった。GPSを持って来ていることだし、尾根に取り付いて直登してみよう。何か変わった発見があるかも知れない。
適当に尾根に取り付く。カラマツ植林帯とアカマツ、広葉樹林の混合林で、尾根は刈り払われて作業道が付いていた。
岩がゴロゴロしている場所もあるが巻いて通過すれば問題無し。ついでに岩質をチェックしたが全て玄武岩だった。
カラマツ植林帯は鹿除けの保護処置が施されていた。
アキノギンリョウソウ
標高1250m付近の小ピークにあった三角点(ないしは境界見出し標)
山頂目前のところで斜面をトラバースするような細い道(獣道か?)があったのでそれを進んでみると、いつものごとく途中で道は消失していた。目指すヒゴタイが咲く場所はその斜面をトラバースした先の尾根にあるので、強引に斜面をトラバースして進むと途中の斜面にもヒゴタイがあったが花は咲いていなかった。ついでに他の植物も探しながら斜面をジグザグに歩きながら進んだが目ぼしいものは見つからなかった。
まだ咲いていなかったヒゴタイ。
幸運に1本だけ咲いていた。葉には少し切れ込みがあるがバイオリン型とは言えない。
上から花を見る。
総苞片は針金状に開出。数えてみるとおそらく6列だと思う。蜘蛛毛はほとんど生えていない。
確信は持てないのだが、これらの葉の形や総苞の様子から見て、この花はコウシュウヒゴタイと見て良いのではないかと思う。他の場所の花ももう少し見歩いて比べてみたいと思っている。
山頂に登り返す。ここは単なる通過点。帰りは普通のルートを下りる。
ママコナ
花の根元に付く托葉に棘があるのがママコナの特徴。棘が無ければミヤマママコナになる。
キバナアキギリ
シモバシラの花
別の重要な花を探して何度か歩いているこの山域だが、どの場所を見ても玄武岩質で石灰岩らしき岩は見つからない。石灰岩地を好むその花はおそらくこの山域には生育していないのではないかと思う。
以前に比べて林道脇のススキがだいぶ茂ってきたように見受けられる。
鹿の踏み跡と食害の跡も見られる。
ここには貴重な秋に咲くハハコグサが生育している。
茎と花の周辺にクモ毛が多いこと、枝分かれすることが特徴である。残念ながらまだ咲いていなかった。
小さな株は咲き始めていたが、これだけだと遅咲きのハハコグサとの区別が難しい。
林道を進んで登山道に入ればすんなりと山頂に行けるのだが・・・気が変わった。GPSを持って来ていることだし、尾根に取り付いて直登してみよう。何か変わった発見があるかも知れない。
適当に尾根に取り付く。カラマツ植林帯とアカマツ、広葉樹林の混合林で、尾根は刈り払われて作業道が付いていた。
岩がゴロゴロしている場所もあるが巻いて通過すれば問題無し。ついでに岩質をチェックしたが全て玄武岩だった。
カラマツ植林帯は鹿除けの保護処置が施されていた。
アキノギンリョウソウ
標高1250m付近の小ピークにあった三角点(ないしは境界見出し標)
山頂目前のところで斜面をトラバースするような細い道(獣道か?)があったのでそれを進んでみると、いつものごとく途中で道は消失していた。目指すヒゴタイが咲く場所はその斜面をトラバースした先の尾根にあるので、強引に斜面をトラバースして進むと途中の斜面にもヒゴタイがあったが花は咲いていなかった。ついでに他の植物も探しながら斜面をジグザグに歩きながら進んだが目ぼしいものは見つからなかった。
まだ咲いていなかったヒゴタイ。
幸運に1本だけ咲いていた。葉には少し切れ込みがあるがバイオリン型とは言えない。
上から花を見る。
総苞片は針金状に開出。数えてみるとおそらく6列だと思う。蜘蛛毛はほとんど生えていない。
確信は持てないのだが、これらの葉の形や総苞の様子から見て、この花はコウシュウヒゴタイと見て良いのではないかと思う。他の場所の花ももう少し見歩いて比べてみたいと思っている。
山頂に登り返す。ここは単なる通過点。帰りは普通のルートを下りる。
ママコナ
花の根元に付く托葉に棘があるのがママコナの特徴。棘が無ければミヤマママコナになる。
キバナアキギリ
シモバシラの花
別の重要な花を探して何度か歩いているこの山域だが、どの場所を見ても玄武岩質で石灰岩らしき岩は見つからない。石灰岩地を好むその花はおそらくこの山域には生育していないのではないかと思う。
海水温が上昇していてこれからも毎年のように大きな台風がやって来るのではないでしょうか?夏の間に星空を見るのはほとんど出来なくなってしまいました。
昨年、ヒメヒゴタイが素晴らしく9/11甲州アルプスを
目指しましたが、林道焼山沢真木線が通行止めでした。
米背峠からのアプローチも検討しましたが、小雨模様
になり引き返しました。
台風21号や秋雨前線の影響で登山道の崩落、沢の増水
で引き返した所もあります。
天気が定まらなく、竜胆の花探索も儘ならないです。
地震、大型台風の災害「地球が怒っている⁉︎」のでしょうか?