本州中部の亜高山帯~高山帯下部の低木林に生育する落葉低木である。高さは1 ~ 2mほどで枝の髄は中実。葉は対生し、長さ5 ~ 14㎝、幅 3 ~ 5㎝の楕円形~長楕円形で先は尖る。葉腋から花の主脈に沿って花柄を伸ばし、2 個ずつ花をつける。花冠は長さ約 1.3㎝ほどで、上部が2裂して唇形となり、上唇はさらに浅く4裂する。花は 7 ~ 8 月。山梨県では北岳周辺に生育しているが個体数はあまり多く無く、柔らかい葉は鹿の食害を受けている。
2018年山梨県絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省(-)
オオヒョウタンボク 令和3年6月 北岳で撮影
オオヒョウタンボクの白い花
葉は柔らかく、鹿の食害を受けている。
⇒山梨県の絶滅危惧のスイカズラ科植物一覧
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
2018年山梨県絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省(-)
オオヒョウタンボク 令和3年6月 北岳で撮影
オオヒョウタンボクの白い花
葉は柔らかく、鹿の食害を受けている。
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