山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

割れるダイヤモンド富士、新たなチャレンジは失敗 朝霧高原  令和2年11月14日

2020年11月16日 | ダイヤモンド富士
 割れるダイヤモンド富士は朝霧高原界隈では剣ヶ峰で割れるティアラ狙いがもっぱらであったが、今回は新たに真ん中あたりにあるなだらかな隆起のところでも割れるのではないかと新たなチャレンジを行ってみた。数年前に身延山から撮影したダイヤモンド富士がちょうどこの隆起のところから太陽が現れ、ひょうたん型に変形していたことがあった。距離的には朝霧高原では距離が近過ぎるかも知れないが試してみる価値はある。慎重に軌道を計算して丁度計算した位置を確保したが、撮れるかどうかはやってみないと分からない。ちょうど仲間の車が朝霧高原道の駅に止まっていたので、早朝声をかけて一緒に撮影に出かける。3台のカメラをセットし、時計を見ながら1台目をインターバル撮影開始する。もうすぐダイヤ・・・と思って2台目のシャッターを切り始めると・・・なんということか、もう太陽が昇って来てしまっていた。


    本日のダイヤはススキを前景のにしたこの位置。やや広角レンズのカメラをここで1台セット。


    もう2台は少し離れた場所にセット。ダイヤ20分前にはセット完了して待機する。


    570㎜望遠レンズでちょうど山頂が入るギリギリの角度である。狙うのは真ん中少し右寄りの隆起から昇るダイヤモンド。


    トリーミング画像。なだらかな隆起ではあるが先端部は尖っている。理論的にはここで一瞬ではあるが2つに割れるはずだが・・・。

 こちらはインターバル3秒に設定しておいた40㎜で撮影した画像。






 まあ、普通のダイヤモンド富士。もう少し暗めに撮っても良かったのかも知れないが、手前のススキが輝くところを意識してやや明るめに設定した。

 そして570㎜望遠レンズ。シャッターを切って画像を確認したらもう太陽が昇ってダイヤが輝いていた。2秒ほど切り始めるのが遅かった。





 さらに200㎜望遠はその後に切り始めたから完全に出遅れた。





 いつもの剣ヶ峰ダイヤモンド富士とは少しばかり太陽が昇って来る時間の設定を早くしないといけないようである。かつ、撮影した画像から見ると軌道は5~10mほど右に寄り過ぎていたようである。初めてのチャレンジはたいてい失敗するものであるから、この失敗を次に生かして行きたいと思う。3~5回くらいトライすればなんとかなりそうな気はするが、なかなか天候が許してくれない。


    こちらは40㎜で撮影したものをトリーミングした画像。太陽周辺のシルエットの部分は突起のピークに重なっている。ずれはあまり大きく無さそうである。


    ススキを輝かせて昇る朝日。またチャレンジしよう。元気があれば、竜ヶ岳で。

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