季節的なこともあるのだが、ここ数カ月間は月や星を狙ってもなかなか満足できるような画像は撮影出来ていない。前日の朝は金星と月が早朝の東の空で接近していて狙い目ではあったのだが雲が多くて富士山は隠れてしまっていたようである。かつ、平日で早朝7時半から会議があったために撮影に行くのは難しかった。この日は土曜日で出勤する必要が無く、寝過ごさないように前日の夜に朝霧高原道の駅に移動する。空を見上げるとオリオン座と冬の大三角形が富士山の上に昇って来ており、雲ひとつない凄い星空である。ふと自分の止めた車の横を見ると、見覚えのある車が止まっている。もう時刻は深夜11時なのでたたき起こすには気が引ける。おそらくは朝のダイヤモンド富士狙いであろうから明朝尋ねてみることにしよう。
富士山頂に昇って来たオリオン座と冬の大三角形
縦位置。うっすらと冬の大三角形を貫く冬の天の川が立ち昇った。
隣に川崎ナンバーの見慣れた車が止まっていた。明朝声をかけることにしよう。
明朝はこの朝霧高原道の駅近傍から月と水星と金星を狙う予定である確か月が富士山の上に昇って来るのは5時半ごろだったと記憶している。目覚まし時計を4時半にセットして12時ごろに眠りに付く。
目覚まし時計で目を覚ます。睡眠薬が効き過ぎたようでまだ眠いが、ここで2度寝入りすると撮影は困難となる。無理矢理起きて場所を移動してカメラ2台をセットする。5時ごろにはセットが完了して月の出を待つが、金星は登っているものの記憶していた5時半を過ぎても月が昇って来ない。どうなってるの?と思っていたら5時50分ごろになって月と水星がほぼ横並びで富士山の上に現れた。記憶違いだったようである。
午前5時ごろ、富士山の上に昇って来た金星
同上、もう1台のカメラ。富士山剣ヶ峰の上に輝いているのはおとめ座のスピカである。これでも1等星である。金星がいかに明るいか分かる。
特殊フィルターを装着して撮影した金星。八方向の光芒を放つようにフィルターが細工してある。
やっと昇って来た月。フィルターの効果で八方向の光芒を放つ月が撮れるはずだったが昇って来る時間が遅く、空が明るくなって光芒は放たなかった。
富士山頂に昇る月と水星。 なんとかギリギリ地球照の月になってくれた。
地球照の月はあっという間に終わり、星も月も朝の光に消えて行く。
同上
もう一台のカメラ。金星とおとめ座スピカ
富士山頂に昇る月と水星と金星。もっと暗いうちに昇って来るはずだったが・・・。
思っていたよりも明るくなってから月と水星が昇って来たため、地味な写真になってしまった。
もっと距離を離して端足峠稜線あたりまで昇ればもっと輝く地球照の月が撮れたのであろうが、今回は時間計算のミスと、稜線まで登るだけの気合が入っていなかった。折角の好条件の朝だったのにちょっともったいないことをしてしまった。次回からは慎重に時間計算してから撮影に臨もう。
朝霧高原道の駅に戻って仲間を訪問し、一緒にダイヤモンド富士の撮影に向かう。
富士山頂に昇って来たオリオン座と冬の大三角形
縦位置。うっすらと冬の大三角形を貫く冬の天の川が立ち昇った。
隣に川崎ナンバーの見慣れた車が止まっていた。明朝声をかけることにしよう。
明朝はこの朝霧高原道の駅近傍から月と水星と金星を狙う予定である確か月が富士山の上に昇って来るのは5時半ごろだったと記憶している。目覚まし時計を4時半にセットして12時ごろに眠りに付く。
目覚まし時計で目を覚ます。睡眠薬が効き過ぎたようでまだ眠いが、ここで2度寝入りすると撮影は困難となる。無理矢理起きて場所を移動してカメラ2台をセットする。5時ごろにはセットが完了して月の出を待つが、金星は登っているものの記憶していた5時半を過ぎても月が昇って来ない。どうなってるの?と思っていたら5時50分ごろになって月と水星がほぼ横並びで富士山の上に現れた。記憶違いだったようである。
午前5時ごろ、富士山の上に昇って来た金星
同上、もう1台のカメラ。富士山剣ヶ峰の上に輝いているのはおとめ座のスピカである。これでも1等星である。金星がいかに明るいか分かる。
特殊フィルターを装着して撮影した金星。八方向の光芒を放つようにフィルターが細工してある。
やっと昇って来た月。フィルターの効果で八方向の光芒を放つ月が撮れるはずだったが昇って来る時間が遅く、空が明るくなって光芒は放たなかった。
富士山頂に昇る月と水星。 なんとかギリギリ地球照の月になってくれた。
地球照の月はあっという間に終わり、星も月も朝の光に消えて行く。
同上
もう一台のカメラ。金星とおとめ座スピカ
富士山頂に昇る月と水星と金星。もっと暗いうちに昇って来るはずだったが・・・。
思っていたよりも明るくなってから月と水星が昇って来たため、地味な写真になってしまった。
もっと距離を離して端足峠稜線あたりまで昇ればもっと輝く地球照の月が撮れたのであろうが、今回は時間計算のミスと、稜線まで登るだけの気合が入っていなかった。折角の好条件の朝だったのにちょっともったいないことをしてしまった。次回からは慎重に時間計算してから撮影に臨もう。
朝霧高原道の駅に戻って仲間を訪問し、一緒にダイヤモンド富士の撮影に向かう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます