山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

リンボクの花はまだ咲いていなかった 南部町  令和5年9月10日

2023年09月17日 | 樹木類
 身延町のカリガネソウを見た後は少し足を延ばして南部町の円蔵院を訪れてみる。リンボクの花が咲くのは9月か10月ごろと記憶していたので、そろそろ咲いている頃ではないかと思う。

    南部町円蔵院。寺の裏側にリンボクが何本か生えている。

    リンボクの幹

    樹皮が縦横にひび割れて鱗のようになる。

    下から見上げるリンボク

    残念ながら下からだと花が咲いているかどうかは分からない。

    そこで遠距離から望遠レンズを使って撮影を試みる。真ん中に生えているのがリンボクのはずである。


    これがリンボクのはずだが花らしきものは見えない。

    トリーミングしてみると、花芽らしき丸っこいものがたくさん付いている。咲くのはまだ2~4週くらい先になりそうである。

    隣に生えていたこちらはシラカシであろう。

    トリーミング。小さな青い実をたくさん付けている。

    右の大きな木はクスノキ、左側の木はたぶんアラカシではないかと思う。

    葉に光沢があり幅が広めで真ん中から先に鋸歯がある。

    何度も訪れているのにカゴノキが生えているのには全く気付かなかった。

    カゴノキ。幹に鹿の肌のような模様が入る。

    これはキチジョウソウであろう。

    まだ花や蕾は見えない。

    ここに生えていたコヒロハハナヤスリは影も形も無い。おそらく雑草としてむしり取られたのではないだろうか?

    カギガタアオイの葉がたくさん出ている。

    花芽はまだ見えなかった。

 期待していたリンボクの花は残念ながらまだ早かった。10月に入った頃に再訪してみたいと思っている。おそらくスダジイもこの場所にあるのではないかと思っているのだが見つけられていない。なにせ虫よけスプレーをものともしない藪蚊がたくさんやって来て、とてもではないが林の中でじっくりと探している気にはなれない。


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