この15日以降に配達される日本SN協会の定期報に同封される、「山梨県SN協会だより」に、「東部富士五湖のネイチャーゲームの会のやまなしネイチャーゲームの会への改名について」記させていただきました。
この取り組みは、ネイチャーゲームの地方組織の活動に関して、様々な課題の解消にもつながるものと考えています。
その1:正会員と地域ネイチャーゲーム活動
現在、山梨県内には60数名(コロナ禍で激減)の日本SN協会のリーダ会員がおります。しかし、それぞれの立場は様々で資格として継続しているだけの人もいて、地域での活動には関心のない方もおります。また反対に、地域での活動に関心はあったものの、活動のきっかけ(地域の会など)が無いままに、コロナ禍などもあり、会員登録を終えてしまう方もおります。
その2:シェアリングネイチャーの思考・ネイチャーゲームなどを広く知っていただくためには・・・
今年の初旬、関東甲信越の県協会のネット会議がありました。その中で明らかになったのは、地方組織での衰退化です。千葉・埼玉・神奈川などで、コロナ禍であっても地域のニーズもあり、活動が活発に行われているのに対し、山梨を始め栃木・茨城・群馬などは、活動が衰退しています。活発な県は、やはり「地域の会」活動です。どこも、いくつかの活発な「地域の会」があり、県協会などそっちのけで活動しています。
その3:活動・組織の後継者問題
正直いって、全国的にもSN協会は高齢化しています。新しく若い方々でリーダー養成講座を受講して会員にはなりますが定着せず、また地方組織・活動にも入らないまま退会していきます。そして、高齢化した組織では、活動の継続が難しくなって行きます。運営負担から、解散することは簡単です。但し、その地域・県での活動はさらに衰退します。
その4:ネイチャーゲームのノーブランド化
先のブログ記事でも載せましたが、ネイチャーゲームやシェアリングネイチャーの活動内容は、実は様々なところで活用されています。中には、正式な指導者が関わらないまま伝承でネイチャーゲームが実施されていたり、反対にネイチャーゲームとは知らないままに行われていることもあります。
その他にも、SN協会・ネイチャーゲーム活動に関して課題はたくさんあると思います。それらを少しでも解消するためにも、ネイチャーゲーム(普及)活動の原点に戻り、現在、東部富士五湖で残っている「地域のの会」活動を全県に拡げ、アフターコロナの活動復活を図っていきたいと思っております。
まずは、正会員を問わず関心のある皆さんに名前だけの登録でも良いので参加・応援いただき、次は少しづつ地域での活動の場を増やして行きましょう。そして、次の世代への活動継承をはかるとともに、これが、ネイチャーゲームやシェアリングネイチャーだ!と、皆さんに認知されるようになりましょう。
「やまなしネイチャーゲームの会(ネイチャーゲーム山梨)」にご参加いただける方、下記までご連絡ください。
電話 090-2660-4987 / FAX 0555-72-4140 / メール don9ri5@mfi.or.jp
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