森まゆみ著 亜紀書房刊 2021年初版 304P 1980円
雑誌の書評から拾ったと思うがよく覚えていない。後付を見ると著者の森さんは地域雑誌を出してた物書き。本書は東京人(都市出版)に連載されてたものをまとめたものだそうだ。林聖子はアナキストの画家 林倭衛の娘として生まれ、宮嶋資夫、辻潤らを間近に育ち、戦後、太宰治の「メリイクリスマス」のモデルとなった新宿の文壇バー風紋の女主人で彼女の伝記。図書館の本。前半は戦前の話で父の話が多く 大杉栄やら伊藤野枝 野口雨情 菊池寛・・なんて名前が出てくるから驚く。林倭衛てさっぱり知らないんだが・・後半は戦後 太宰治 坂口安吾 勅使河原宏・・・ 食べていくために新宿にバー風紋を開いたあとは 多くの文化人、文学者、映画人、出版人を惹きつけたそうで檀一雄・古田晁・唐木順三・井伏鱒二・吉村昭・木山捷平・竹内好・橋川文三・色川武大・埴谷雄高・中村稔・安田武・北原武夫・辻まこと・鴨居羊子・松山俊太郎・種村季弘・高田宏・粕谷一希・田村隆一・中上健次・洲之内徹・浦山桐郎・大島渚・吉田喜重・勅使河原宏……て大御所が並んでる。店は2018年に閉店 2022年没 享年93だそうである。本書 まあすごい店が新宿にあったのだな・・と思うが 文学音痴のあたしは ああそうなのね‥だ。元々外で吞むより貧乏学生みたいに部屋で・・だし 行きつけは吉祥寺のJAZZ喫茶だったので新宿のバーてイスカンダルより遠い。京都で仕事してたから京都で文化人が集まる店というと 同志社の隣のほんやら洞だ。火事出して2015年に閉めちゃったのがひたすら悲しい。余談だが国分寺にほんやら洞の東京店があるが京都とは空気が違うので行かない。ちなみにwikiペディアでほんやら洞を検索すると出町柳にあった伝説の・・と書かれてるが 同志社の隣だからそこは河原町今出川西入る・・だ。出町柳は鴨川の東 河原町通からは出町橋と河合橋を越えたらところが出町柳で京阪の駅があるところだ。河原町通では出町 豆餅でいつも行列してる出町ふたばのあるあたりを指す。戻すが 風紋てすごい店だったようだが関西人なのであんまり興味が無いので 本書はパスだ。お好きな方はどうぞ。
雑誌の書評から拾ったと思うがよく覚えていない。後付を見ると著者の森さんは地域雑誌を出してた物書き。本書は東京人(都市出版)に連載されてたものをまとめたものだそうだ。林聖子はアナキストの画家 林倭衛の娘として生まれ、宮嶋資夫、辻潤らを間近に育ち、戦後、太宰治の「メリイクリスマス」のモデルとなった新宿の文壇バー風紋の女主人で彼女の伝記。図書館の本。前半は戦前の話で父の話が多く 大杉栄やら伊藤野枝 野口雨情 菊池寛・・なんて名前が出てくるから驚く。林倭衛てさっぱり知らないんだが・・後半は戦後 太宰治 坂口安吾 勅使河原宏・・・ 食べていくために新宿にバー風紋を開いたあとは 多くの文化人、文学者、映画人、出版人を惹きつけたそうで檀一雄・古田晁・唐木順三・井伏鱒二・吉村昭・木山捷平・竹内好・橋川文三・色川武大・埴谷雄高・中村稔・安田武・北原武夫・辻まこと・鴨居羊子・松山俊太郎・種村季弘・高田宏・粕谷一希・田村隆一・中上健次・洲之内徹・浦山桐郎・大島渚・吉田喜重・勅使河原宏……て大御所が並んでる。店は2018年に閉店 2022年没 享年93だそうである。本書 まあすごい店が新宿にあったのだな・・と思うが 文学音痴のあたしは ああそうなのね‥だ。元々外で吞むより貧乏学生みたいに部屋で・・だし 行きつけは吉祥寺のJAZZ喫茶だったので新宿のバーてイスカンダルより遠い。京都で仕事してたから京都で文化人が集まる店というと 同志社の隣のほんやら洞だ。火事出して2015年に閉めちゃったのがひたすら悲しい。余談だが国分寺にほんやら洞の東京店があるが京都とは空気が違うので行かない。ちなみにwikiペディアでほんやら洞を検索すると出町柳にあった伝説の・・と書かれてるが 同志社の隣だからそこは河原町今出川西入る・・だ。出町柳は鴨川の東 河原町通からは出町橋と河合橋を越えたらところが出町柳で京阪の駅があるところだ。河原町通では出町 豆餅でいつも行列してる出町ふたばのあるあたりを指す。戻すが 風紋てすごい店だったようだが関西人なのであんまり興味が無いので 本書はパスだ。お好きな方はどうぞ。