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正欲

2024-11-27 05:05:51 | メンタルヘルス
朝井 リョウ (著) 新潮社刊 2021/3初版 384P 1700円+税 手元にあるのは2022/3の10刷 図書館の本だ。買ってたらすぐメルカリ行だったろうな・・というのが偽らざるところだ。そもそも これを読みたくて借りたわけではなく 書評で紹介されてた新刊の生殖記を読みたくて図書館予約したら33人待ちの最後尾・・一人あたり次の予約があれば2週間しか借りれないので単純計算すれば1年以上待つことになる。そもそもお名前は 『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞で映画化された・・で知ってたので とりあえずこれ借りてみるか・・だ。で柴田錬三郎賞受賞作だし。テーマは 繋がる・・と多様性・・だが 当事者の目ではないので取りこぼしだらけで まあ小説だから作り話だから それは仕方ないとしても 見方がこちら側からしか見てないので  この内容でこちら側の視点?とげんなり。あたしは別のあちら側も知ってるので なーんもわかってないのねぇ・・という感じが強い。カバーの装丁は見事なんだが・・春樹が底の方で沈黙して漂ってるのに対して 水面直下でジタバタしてる気がする。それぞれの登場人物の時系列的な書き方は テレビドラマみたいでそっちに親和性があるだろうなぁ・・とは思う。個人的には読むのがちょっと苦痛で読み終わってからも残るものがほぼない。amazonのレビューを見ると8割近くが絶賛してるが意味がわからない。対岸の火事というか他人の不幸というか そういう見方をすればわからないでもないが あたしには残るものが何もなかった本。忘れたころに生殖記が ご用意できました・・でも また 何が面白いのかわかんないんだろうな・・と思う。
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