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瞑想の精神医学―トランスパーソナル精神医学序説

2023-06-07 13:54:49 | メンタルヘルス
安藤治著 春秋社刊 2003年初版 309P 2990円+送料480円なので もう絶版で在庫をどこかが売ってるようだ。あたしはたまたま古書で見つけたので買ったんだが。瞑想という点から書かれているのだけど あたしが買ったのには他に理由がある。安藤さんはとてもいい精神科医で あたしが出会った時は国立で開業されてて奥さんが受付をやられてた。精神科だ。あたしは 他の精神科でうまくいかなくて何度かODで未遂搬送を繰り返して出会ったわけで 要は安藤さんの元患者だ。実に穏やかな人で メンタル持ちのわけのわからん話を黙って聞いてくれて ああしろこうしろと強制もせず こうしてみたら?という提案をする人だった。処方薬も色々相談して柔軟に対応してくれた頼りになる存在だった。伊豆の富戸へ移られて開業されたんで 何時間もかけて通ってたんだが・あたしが心臓血管で倒れちゃって死にかけて 退院してからも数年は調子が悪くてしばらくお休みしてて予約取ろうと電話したら奥さんが突然倒れて亡くなりました・・と。あまりにもショックが大きすぎて未だに新しい精神科に行けなくて頭抱えてる。別の著書だが 自分の主治医がこれを書いた人だとは思って無くて同姓同名と思ってて 診察の時に訊いたら それ僕・・とおっしゃるので裏書してもらった本は宝物になった。享年65ならまだ若い。大事な主治医を失って途方に暮れた。縁と言うのは不思議なもので安藤さんとあたしを繋ぐのが京都。花園大学・社会福祉学部・臨床心理学科・教授をされてたらしい。京都中京の大学だ。まーそんなこんなでこの本の中身であーだこーだ言うつもりはない。メンタルがらみの話って健常さんには理解しにくいと思うが本書は瞑想だから興味のある方はどうぞ。あたしも、まだ手元に無いのでなんとも言えん。奥さんも柔らかいいい人で まだむこうにお住まいなら線香あげに行きたいのだが いかんせん体調が悪いのと 既に越されてたらまたショックなので連絡できないでいる。診察券はまだ財布に入ってるよ。
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