建築とか

うちは40年超える旧耐震基準で建てられたマンションなので　耐震化工事しなきゃ・・というわけで　来月住民に向けての説明会がある。京都行きたいが出ないわけにはいかんし・・で先日施工会社の人と話をしたんだが　1階から9階までの柱を　基礎打ち増し60センチ追加するとか・・国営放送のクローズアップ現代でやってたが　最近は壁と柱を切り離して柱の負荷を下げる工法もあるらしい。補強するより1/3くらいのコストらしい。ただしRC鉄骨鉄筋コンクリート造りだけらしいが。超音波探針か磁気は知らんが　外から当てるだけで鉄筋の位置が視覚化できる装置を使ってたのですごいなーと感心する。遊びで山の中に自分で小屋を建ててたので　多少建築にも知識はある。お師匠さんはヒッピーみたいな地元の乗馬クラブのオーナーさんとか東京の内装屋さんとか　さまざま。なので　ＲＣ・ＳＲＣ・和風・２Ｘ４・ログと一通りの利点と弱点は理解してる。基礎も同じだ。アメリカで台風が来るとバラバラに倒壊した住宅の映像が流れるが　あれは木質の壁パネルで折り紙みたいに組み立てた２ｘ４で　どこかの壁がやられると荷重バランスが崩れて全壊する。まあログも同じだが壁の重量が半端ないんでまず崩れないが屋根は飛ぶ。和風というか日本建築は金物を極力使わないほぞ組で壁は弱い。柱と梁が建物を支えるので壁が飛んでも骨組みは無事だ。昔の農家や京都の町家を思ってもらえばいい。プレハブは柱が鋼材だが壁は薄いし強度も計算されすぎて結局弱い。あたしは建築は毛の生えた素人だが　自分でやってみるとよくわかるだけだ。幸いうちのマンションは災害時緊急道路に２面面してるので市から補助金がでるが　向かいのマンションは新基準なので出ないとか色々ある。最近は中古をフルリノベしてるのを買う人が増えてるそうな。クロ現で若い夫婦が見に来てたのは３ＬＤＫだが築４７年　都心の物件らしく5千万超え。リノベすれば新築みたいにきれいになりますよ・・と不動産屋がいうが　ここは旧耐震基準で建てられてるので・・と言った瞬間に顔が曇るのが見えたが。とかく不動産は難しいというかめんどくさい。京都ももう手の届きにくいとこまでいっちゃったしなぁ　もう明日お星さまの可能性が高い人にとってはめんどくさい話でしかない。35年ローンで莫大な借金背負うくらいなら　郊外　例えば多摩の賃貸でいいじゃん？と思わないでもない。都心てそんなにいいか？　あーでもあたしも洛中がいいのと同じかｗ