今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

どこに投票するか

2012年12月04日 | 時事
いよいよ選挙戦。
どこに投票するか。
残念ながら、多くの人にとっては、どの党がいいかではなく、
どの党がダメでないかという、消極的選択しかできない。

前回の衆院選とは逆に、民主から自民への政権奪還が確実視されている。

そこで、前回の衆院戦の時の、私のブログの記事を見直すと、
大勝ちが確定的な民主党の次の惨敗が予想されていた。

そして、その後の参院選時のブログの記事では、弱小政党の効率のよい存在感が指摘されてあった。

一番つまらない投票行動は、大勝ちが確定的な現野党に、
たいした共感もなく、ただ今の政権を”懲らしめる”ためだけに投票すること。
前回民主党に入れた多くの人は、この愚かさを反省したはず。

私は前回は、民主党のマニフェストを見て、こりゃダメだと思い、入れなかった。
ダメだと思った多くのマニフェストは、幸い実行されなかったが、
唯一賛同した「八ッ場ダムをはじめとする公共事業の見直し」は反故にされた。

では何を基準に投票を判断したらいいか。
これが意外に難しい。

「政策に決まっているだろ」というわけではない。
政策に共感できるからといって、創価学会嫌いな人は公明党には入れない。
幸福実現党においても同様。
小沢嫌いな人も、未来の党に共感しても二の足を踏むだろう。

さらに低次元になるが、私は、「みんなの党」というネーミングにとってもがっかりしたし、
佐幕派の子孫として、「維新」を謳う政党はそれだけで拒否感を覚える。

まぁ、要するに単に具体的な政策だけでなく、人間的信頼性や理念的方向性など、
総合的に判断した方がいいって事。
何しろ、肝心の”政策”が、政権をとった後、ころころ変更されるわけだしね…