今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

晩秋の六義園

2013年11月24日 | 東京周辺

秋晴れの日曜、原稿を出したので図書館に行く必要もなくなった。
それなら紅葉でも撮影に行くかと、カメラ片手に実家近くの名勝”六義園”に行った。

JR駒込駅で降りて、こういう時だけ開門される「染井門」(本来は正門)に向ったら、
入る気をなくすくらいの長蛇の列(皆思うことは同じだ)。
そんならと、ちょっと歩いて裏側の正門(本来は裏門)に行くと、
こちらは数人並んでいるだけで、すぐに入れた
(ほとんど地元なもんで、こういう対応は心得ている)。

六義園は、池を回る内周路と深山幽谷の風情の外周路があるので、二周するのが基本。
まずは内周する。
和風庭園なので松などの常緑樹が多く、紅葉を愛でるという感じではない。
それなりに、撮影ポイントはあるが、整った庭園のため、構図的にまとまりすぎてしまう。
それに紅葉の木も少ないので、季節感を出しにくい。
とはいうものの、せっかくの美観なのでシャッターを押しまくる。

一周して、次は外周路に入る。
こちらは広葉樹が多いが、もうすでにだいぶ葉を落している。
あちこちライトアップ用の竹筒が配置されているのを見ると、
夜にも来たくなる。

園内最高点の藤代峠に上がると、内周路の池が一望(写真はズーム)。
ここが園内第一の撮影ポイントなので、
一番見映えのする写真を(誰でも)撮れるが、
個性は出せそうもない。

紅葉はもうほとんど終わりになっていたので、期待した撮影はできなかった。
これからは、夕方に来てライトアップされた風景を堪能したほうがよさそう(12月8日まで)。
あと小雪の六義園もいい風情なんだよな。