年度末の3月は、大学生の卒業、院生の修了と、まずは教え子たちとの別れがある。
これは毎年の事だが、今年はこれに加えて、転出する同僚と定年退職する同僚(人生の先輩)たちとの別れが加わった。
すなわち、送別会が連続した。
私自身は職場でのつきあいはちっとも積極的でないのだが、最後の送別においては不義理はしないようにしている。
私自身、以前の職場で送ってもらったし。
他の大学に転出する同僚は、いわばキャリアアップなので、今までの感謝と祝福に満ちた雰囲気で送り出せるが、
定年退職する同僚には、25年〜30年もの長い在職期間の思い出があって、その話を聞くと感慨深い気持ちになる。
それに定年後の身の振り方も将来の自分に重ね合わせて気になるところ。
一番順当なのは、勤務先の大学で、今までの担当授業の一部の非常勤講師なのだが、 私自身は大学以外の、もっとビジネス的な仕事をしたい。