日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

惜別

2007-03-24 | つれづれ
大切な方を失ってしまいました。
数年前に弊社の関与先になられた会社の社長様です。
弱冠40歳です。
私のブログで何度か書かせていただいた社長様です。

いつも笑顔で
真剣に経営に取り組み
周囲への面倒見の良い社長様でした。

昨年来、資金繰りや経営改善などで何度となく弊社へ尋ねて来られ
金融機関との調整や取引先との調整をさせていただいていました。
経営的にも数年前より内容も良くなり
これから本格的回復策を取ろうとしていた矢先の入院
そして、数ヶ月に及ぶ闘病の結果の逝去です。
まさに戦士と言っても過言でない状況です。

また、自分の無力さを痛感させられています。
何度も何度も相談に来られていたのに・・・。
抜本的改善策を取らせてあげることができませんでした。
ご本人は相当なストレスであったことが伺われます。
ストレスは健康な人間の身体を蝕みます。

経営アドバイスについて考えてしまいます。
アドバイスで終わるから
企業様がやろうとやるまいと言葉掛けだけで終わってしまいます。
アドバイスはやはり無責任であることを痛感させられています。
企業経営者と喧嘩をしてでも
もう来るなと言われても
何が何でも改善させなければいけないのです。

人の痛みは、当人を無くして初めて少しだけ分かる様な気がします。
苦しかったでしょうね。
お金がない。
支払いが迫っている。
たくさんの従業員がいる。
・・・・

もっと社長さんの傍にいてあげることができればよかった・・・。
もっと苦しみを分けてもらえばよかった。
今は亡き社長様に哀悼の意を表したいと思います。
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県外旅館には泊まれぬ!?

2007-03-24 | 経営改善
昨日から会議で熱海に来ています。
景気回復の風は熱海にまで吹いてきている感じです。
まず、例年と違うのは、駅に活気があったことです。
明らかに、例年より若い観光客が多いのです。
若い人や女性が徘徊(?)するようになると
やはり、街には活気が戻ってくるものです。

泊まっているのは、ジャイアンツも納会をするというホテルですが
ホテルのスタッフの動きが
お客様を十羽一絡げ的扱いをしているのが分かるのです。
まあ、温泉旅館と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが・・・。

よく、石川の人間は他県の温泉旅館には泊まれないと言います。
実際に、石川には加賀屋を筆頭に名旅館がたくさんあります。
そしてまた、全国的にも有名な温泉地として
山代、片山津、山中、和倉の各温泉地があります。
それぞれの温泉地にひしめき合う各旅館が
工夫とサービスでしのぎを削っています。
そのサービスや料理を見慣れているせいか
今般宿泊しているホテルのスタッフの動き
料理に込められた心のようなものには
チョッとがっかりさせられてしまいます。

ぬるい瓶ビール
足りないスタッフ
なれたお刺身
冷めたてんぷら
食べている最中のお皿の片付け
・・・・

たくさんのお客様の対応に苦慮するのは分からないではありません。
しかし、お客様をベルトコンベアに乗せてはいけません。
もう少し、人間らしい扱いができると良いのですが・・・
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