日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

物言わぬ罪

2007-03-26 | 自己啓発
背広の襟が立っていることをそっと教えない罪があります。
ズボンのチャックが下りているのに教えない罪があります。
食事の後に口元に青海苔がついていることを教えない罪があります。
なぜか日本人には他人の欠点を指摘しない悪い癖があります。

襟が立ったまま何人もの人と会う度に
「襟が立っている」と思われるのに知らん振りをしている。
ズボンのチャックが下りたまま、何人もの人と会う度に
「チャックが下りている」と思われるのに知らん振りをしている。

日本人の優しさは人を殺す優しさです。
本当にその人のことを思えば
例え嫌われてもかまわない
欠点は欠点と教えてあげなければいけません。
もちろん、言い回しは工夫しなければいけません。
言い方が分からなかったら
「ごめんなさい。良い言い回しを知らなくて・・・。」と言えば良いのです。
それなのに、自分が嫌な奴と思われたくなくて
あえてその人に恥を掻かせてしまう。

子供の世界の虐めも同じことです。
虐められているのに助けない罪があります。
周りの人が言わないから自分も言わないというのは
あまりにも優しさがありません。

自分の目の前の人が
もっともっと周りから良く思われる人になって貰うために
一言言える自分でいたいものです。
他人に苦言が言えないのは
単なる利己主義者です。
本当の意味での優しさを見せ
物言わぬ罪を起こさないでいたいと思います。
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避難誘導というサービス

2007-03-26 | 他人のフリ見て我が身を正す
私の住み家は昨日能登半島沖地震のあった石川県です。
亡くなられた方や怪我をされた方、家を全壊された方など
被害もたくさん出ています。
先ずは、お見舞い申し上げます。
もっとも、私の実家は能登半島なので
多少なりとも被害があったようなのですが・・・。

県内のホテルや旅館も相当被害を受けた所もあったようです。

さて、今日は午後から金沢駅前にある
某航空会社系の低い方のホテルで会議がありました。
ここまで言うと地元の方は青い方のホテルと直ぐに分かる筈です。

三時少し前に昨日の地震の余震と見られる揺れがありました。
一瞬、メリメリという音が鳴ったほどですから
そんなに小さな余震でもなかったように思います。

このとき、会議に参加した人たちは口々に
地震だ地震だと言っていたのですが
ふと我に返ると誰からも避難経路を教えて貰っていないのです。
大きな揺れが来て、避難しないといけない時に
どうやって地上へ行けばよいか分からないのです。

宿泊時には非常階段などの説明はあるのですが
会議などの時は避難経路の話は無い様なのです。
こんな時期
しかも有名ホテルな訳ですから
せめて避難経路の説明くらい欲しかったものです。

直後にトイレへ行くと言って部屋を出たら
従業員さんたちは、無心に他の会議室の整備に余念が無いようでした。
お客様の安全と自分に与えられた仕事
天秤にかける訳では有りませんが
プロのホテルマン、ホテルウーマンとして
人名を大切にする行動が欲しかったと思います。

そうしないと、もう青いマークの飛行機には乗らないよ!
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