日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

脱パレートの法則

2007-11-17 | 経営改善
パレートの法則があります。
パレートの法則とは、経済社会における 8 割の富を
2 割の高所得者が占有する状態をいいます。
イタリアの経済学者パレート(Vilfredo Pareto)が,この法則によって「富の偏在」を指摘したことからいわれています。

この理論が、色々と拡大解釈(誤解?)され
実績の8割を2割の人によって達成されることなどを指す
言葉として使われていたりします。
しかし、実際には本来パレートが提唱した経済性以外の部分でも
経験則をも総称してパレートの法則といっているようです。

パレートの法則という名前は横において本論に入ります。
経験則上、2割のやる気のあるものが8割の成果を上げる
ないしは、やる気のある(使える)人は2:8などといいますが
なにもかもこの比率に無理やり押し込めようとはしていないでしょうか?

特に企業内などにおいては
8割の部分の人たちのモチベーションに注意を払わなければなりません。
即ち、8割の人たちのうちの何割をよりやる気にさせるかということが重要になってきます。
やる気のあるものを一人でも多くするための方策を考え実行することが企業体質を強いものに変えていきます。
どんなに優秀な人たちの集団であったとしても
二割の人達で会社の運営などできっこないのですから・・・・。

経営者の意識として『脱パレートの法則』を実施して行きたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする