羽田空港にて妙な光景を見ました。
空港待合室を全速力で走り抜ける兄弟達です。
数十メートルの距離を兄弟二人で大声を張り上げながら疾走しています。
一度や二度なら元気な子供たちということになるのでしょうが
何度も何度も駆け抜けるものですから
待合室にいる乗客たちは私を含めてイライラしていました。
そんな子供たちの親はというと
親元に帰って行っても知らんふりを決め込んでいました。
しかし、あまりの奇声と駆け抜ける数の多さに
周囲の雰囲気が悪くなるのを察したのか
母親が静かになるように嗜めていましたが
そんな事を聞く子供たちではありませんでした。
それから何度も同じ光景が繰り返された後で母親が大きな声を出しました。
今まで以上に強い調子で嗜めたのです。
「はずかしい!こんな子供要らなかった!」と…
その時です。
「こんな親要らなかった!」
お兄ちゃんが大声を発しました。
弟もその声を真似て「要らない要らない」」と叫んでいます。
一瞬、待合室が静かになってしまった感じがしました。
なんだか社会的に親の立場、子の立場を含め
大切なものを失ってしまったようです。
言って良い事と悪い事そんな事の判断もつかない現代に
危機を感じずにはいられませんでした。
空港待合室を全速力で走り抜ける兄弟達です。
数十メートルの距離を兄弟二人で大声を張り上げながら疾走しています。
一度や二度なら元気な子供たちということになるのでしょうが
何度も何度も駆け抜けるものですから
待合室にいる乗客たちは私を含めてイライラしていました。
そんな子供たちの親はというと
親元に帰って行っても知らんふりを決め込んでいました。
しかし、あまりの奇声と駆け抜ける数の多さに
周囲の雰囲気が悪くなるのを察したのか
母親が静かになるように嗜めていましたが
そんな事を聞く子供たちではありませんでした。
それから何度も同じ光景が繰り返された後で母親が大きな声を出しました。
今まで以上に強い調子で嗜めたのです。
「はずかしい!こんな子供要らなかった!」と…
その時です。
「こんな親要らなかった!」
お兄ちゃんが大声を発しました。
弟もその声を真似て「要らない要らない」」と叫んでいます。
一瞬、待合室が静かになってしまった感じがしました。
なんだか社会的に親の立場、子の立場を含め
大切なものを失ってしまったようです。
言って良い事と悪い事そんな事の判断もつかない現代に
危機を感じずにはいられませんでした。