M.Y 写真工房 旬

写真撮影会のスケジュール案内。
山口益路のフォトライブラリー。

奥多摩・大岳山に登りました

2009-09-27 00:59:48 | 白い山(山登り)

奥多摩の、
       お気軽、お手軽に登れる大岳山(1266m)を楽しんで来ました。    

           
           電車で御嶽駅へ。
           バスとケーブルカーを乗り継いで御嶽山駅(820m)へ。
           御嶽山は、御嶽神社の信仰の山で、観光地でもあります。
           10:00出発。
 
         
      御嶽神社までの急坂。    坂の上にある神代欅(けやき)
      ここでアップアップの人も。     樹齢1千300年。

           
                急坂の上のみやげ物店通り。

            
            御嶽神社入り口。
            本殿はここを登って、さらに長い長い階段を登ります。
            今日はそこへは行きません。

             
                  天狗の腰掛杉。
                  樹齢350年。
                  確かに腰を掛けたい枝の形。

                         
            田舎の想わせるおだやかな山道。

                
                大岳山と岩石園(ロックガーデン)の分岐点。
                ここまでは観光地。これからが山登り。
                11:00発。

       
       急坂をうねうねと登って、芥場峠。
   
                
                さらに傾斜をまします。

        
        そして辿り着くのが大岳神社。
        大変ショボイです。トタン張りです。
        山の神社には必ず参拝しますが、ここは有り難味に疑問。
        賽銭3円。
                                                      
何年も前に巨木が登山道を塞いだようです。
切り口は胸の高さまであります。
      
    さて、これから20分、標高差120mがこの山の一番の醍醐味。
    悪路、悪路。岩をよじ登ります。
    最近、こんな道を登るのが楽しくてしょうがない
    全部見せます。
     
    両手で岩をつかんでヨジ登ります。    「寅壱」頼りになります。

  
             ヨッコラ、ドッコイショ。

  
               ホッホー。まだまだ続く。

 
             鎖場も、鉄階段もあって面白さが凝縮されてる。

           
           でも、息が乱れる前に頂上に飛び出します。11:40
           「アララ。もう着いてしまった。」
           チョッと物足りない。  

                             
               1266mです。
                                   
頂上は、南側が130度程開けてます。遠景はモヤッてます。
見えるハズの富士山は見えません。
「うーん。微妙な感動。」
今まで展望が無かった山で、唯一の展望がこれでは写真家としては不満。
でも、後から到着した人達が、登り切った達成感とこの展望に感激しているので、
言葉、態度に決して不満を出しません。 大人です。
ゆっくり昼飯食べて、周りの人と談笑して、山の空気を吸い込んで降ります

登りは、馬力に任せて楽しく登った岩場を、降りる時は十分慎重に。

                          
さて、「トレイラルラン」、というスポーツがあります。
一言でいうと「山のマラソン」です。
歩いて登りません、駆け上ります。走って飛ぶように駆け下ります。
天狗のようです。
この御嶽山、大岳山は「奥多摩山岳耐久55kmレース」のコースになっているので、
多くのランナーがトレーニングで走っています。

一般の登山者の熊鈴は「コロ~ン。カロ~ン。」と、ある種の風情を感じますが、
彼らの鈴の音は「コロカラコロカラコカコカコカカカカカ・・・・・」凄まじいものです。
この音が聞こえると、接近しているのが分かります。
そして、「ドッドッドッドッ・・・」という足音が聞こえると、快調に歩いていた足を止め、脇に避けて道を譲ります。
すぐ脇を、凄いスピードで追い越していきます
町中で歩道を歩いていると自転車がすぐ脇を追い越していく、あの感覚です。
その際、「ありがとうございまーす」「こんにちはー」「すみませーん」と挨拶があります。
「ハイッ。ガンバッテ。」と返事しますが、無言で走り抜けて行く者もかなりいます。
ちと「ムッ」とします

でも、こんなスポーツを続けていると、僕よりズッと若い時期に「膝サポーター」の世話になるんだろうなと、他人事ながら心配してしまいます。


体力的、精神的、写真的に不完全燃焼なので、帰りにロックガーデン(岩石園)に
寄り道して写真を撮りました。
かなり良いですよ
                       
           ここで一息休憩。

                        
           こうゆう風景大好きです。

                        
           苔むす巨木のオブジェ

                                           
                    綾広の滝

例の「トレイラルラン」。
20代後半の女性二人に道を空けた時、
「後ろから見ていて、足長いネー、って話ししてたんですヨー」だって。
オヤジ、またガンバル            
                        山登りオヤジ



                   よろしかったらポチッとどうぞ
                            
                      にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
                       にほんブログ村



最新の画像もっと見る

コメントを投稿