「ふじ」の内袋を剥いでから3日経ちました。うっすらとピンクに色づいてきました。
心配された日焼けは少なくきれいに縞が入っています。
今日は、反射シートを敷いていく。この作業は日が当たりにくい下枝に光を反射させて明るくして、下枝の着色を促す狙いです。最近はシルバーのものから白いタイベックシートに替えています。この反射資材は紙の素材で軽く、片付けもしやすい。なんといっても、乱反射するので、枚数が少なくても下枝のりんごを照らすことが出来る照らすことが出来る。シルバーは太陽光が反射して暑くなりますが、タイベックシートは暑くなりません。
四隅に丸形フックを取り付けて、太い針金を曲げて切った金具を穴に差し込んで止める。多少の風でも裂けにくい。
長いシートには真ん中に丸形フックを装着して止める。これで大丈夫だ。でも、台風17号が接近するときには多少剥がれるのは覚悟です。
敷き終わったところですが、間隔をあけています。以前はすき間が無いくらいシルバーのシートを敷いていましたが、最近はこの位で着色に問題がありません。反射シートの片付けですが、以前は収穫が終ってから全園地のシートを剥いで、乾かしてたたんでいて、かなりの労力を費やしていましたが、この方法にしてから、りんごの下枝にいるが付いたものは剥いで、これから敷くところに回す形なので枚数がかなり減らせました。楽をして効率よく着色します。つる回しの時に剥いで、樹に掛けておいて、時間が有れば、たたんで撤収です。
午後3時頃には「ふじ(有袋)」の園地は終了しました。引き続き、「サンふじ」、「シナノスイート」の葉取り後に敷いていきます。台風前なのにこんな作業をしておかしいかも知れませんが、やってしまうんですよね・・・(^^ゞ。本当に、被害が少ない事を祈りつつ作業をしています。あとは天に委ねるのみ・・・。
シートに穴をあけず挟み込む金具と固定に挿す針金が、参考になります。
私も、色付きが進まない箇所を主体でアルミ反射シートです。
2015年以前は敷かなくてもOKでしたが、ここ3年連続で9-10月の合計日照時間が天候不順で3割以上足りてませんから、補う必要があります。
今月も30時間ほど不足です・・・秋雨前線と2つの台風ですから。
10月で200時間はとても望めません。