今日も快晴で、梯子に上れば見晴らしが良い(^o^)。
相変わらず剪定です。結構、枝が混んでいます。
間引き剪定のみで間隔をとって、強い枝を切り落としているだけです。
今シーズンの冬、雪が少なく、気温が高いので、剪定鋸にヤニが着きやすい。早い時期からりんごの樹は水を上げているんだろうな・・・。これをそのまま使っていれば鋸を引くときに、摩擦が生じてシブくなります。雪があるときは雪に擦りつけて取り除きますが、もう雪はないので、以前はバケツに水を入れてそれに浸してヤニを落としますが、それだと、持ち運びし辛かったのですが・・・。
そこで、登場したのがこれです。ペットボトルに着けるブラシで100円shopの掃除用具のコーナーで売ってるものです。ペットボトルの中身は水でも良いのですが、ちょっと裏技で、りんごの灰(薪ストーブから取りだしたもの)と水1:1をかき混ぜたその上澄みを使用。灰は昔から洗剤として使われていたそうで、それは江戸時代から使われていたそうです。灰は油汚れを取ることが出来ます。
これを剪定鋸の刃に擦りつけて汚れを浮かせて取ります。本当にコンパクトで持ち運びするのに便利です。
これで綺麗に汚れが取れました。
りんごの花芽が膨らんできています。このままでいくと、りんごの開花が早まりそうです。養分が動いているって事は遅くなればなるほど、無駄な養分をロスするということなので、剪定を速くするという事は樹にとって負担が軽くなる。唯早く、どうでも切り落とせば良いもんではなく、日当たりを良くするために空間を空けて、強い枝を切り落として、枝の強さを均一に、空間を利用して枝を配置する。やり方は、これで良いということはなく、正解はない。本当に剪定は、奥が深く、それ故、やり甲斐がある。
選定作業おつかれさまです。
白い岩木山が癒してくれるようですね。
剪定ばさみのヤニ取り、灰が効果的だと、嫁いだころ故姑が、囲炉裏の灰で、茶椀や仏具などいろいろ磨き物をしていましたのを思い出します。
富山の桜の開花も今月末と、大幅に早くなりそうです。