テック・レーシングが出してたこのTA05VerⅡ用コンバージョンkit、記憶が正しければ唯一のモーター位置変更タイプ。
純正シャーシは樹脂、又はカーボン混入の薄いバスタブ形状したシングルデッキで、前後等長ベルトです。
結果、モーターとモーターマウントという重量物がシャーシ中央に寄り、比較的フロントヘビーな重量配分だった気がします。
ハイパワーなモーターとかだと熱も加わってシャーシがタワミ、のけ反ってしまい優秀なシャーシとは言えなかったかも。
カーボン混入タイプにしてやや改善されましたが、やはりモノデッキ構造は厳しかったと考えてます。
テック・レーシングのこのコンバージョンkitの特徴は、モーターの取り付け位置の後方変更にあります。
他のコンバージョンキットの多くは純正の等長ベルトを流用できるようにか、モーターの位置も純正に準じてましたが、コレだけは専用ベルトになるのを承知の上で後方に重量物を移動してバランスを取ってます。
専用のアルミ製モーターマウントとモーターという重量物が後方に寄った事で、第一印象から浮きがちなリアトラクションの改善を鈍感な自分でも実感できました。
加えて、上下2段のカーボンプレート製のデッキが剛性を一気に高め、純正の持つ問題を解消、恐らくTRF系に近いスペックアップをしたのではと思ってしまう程です。
自分の腕とスキルではまだまだま~だ実力を引き出してるとは言い難い、だからこれからも長くこのシャーシと付き合っていくつもりです。
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