本当に悲惨でやり切れないストリー!福島第一原発事故と同じ状況。ドイツ映画
「みえない雲」(原題 Die Wolke)を観ました。2006年に製作された原発事故を
扱った映画で、原発事故により引き起こされる極限状態の恐怖を克明に描いて
います。
小さな街を襲う突然の大惨事。近郊の原子力発電所が事故を起こし、放射能を
帯びた雲が街へと迫る。女子高生のハンナに起こる想像を絶する悲劇。街は
一瞬でパニックに陥り、ハンナは極限状況下で、暴徒化した群衆に巻き込まれ、
様々な困難と恐怖が降り掛かる。
103分のビデオですが、映画とは思えぬストリーに思わず最後まで休まず観続け
ました。福島第一原発事故より5年前に製作された映画ですが、内容が福島原発
事故とよく似ています。多くの人に観て貰いたい映画です。