谷中優の部屋(音楽教育・創作表現・文化・芸術・出版等)

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木管三重奏「さよならシュラートミンク」Sax.版のリリース

2018年02月21日 | 楽譜等音楽出版
 マスメディアは連日ピョンヤンオリンピックでにぎわいを見せているが、私は今回はじめてカーリングが少し理解できたように思う。とにかく面白い。
 先日の日本音楽教育メディア学会の研究会は、小規模ながらなかなか内容の濃い研究会であったことを報告したい。
 話は変わるが、前回触れた木管三重奏Sax版の続き。ようやく今月25日にリリースの運びとなった。既出版の三重奏の内容と重複する部分もあるが少し曲についてのべてみよう。
 原題は”AUF WIEDERSEHEN SCHLADMING”(さよならシュラートミンク)。1980年7月18日作曲。その3日後の7月21日、Ob./村松聡、Cl./Johan PLANK、Fg./塩谷晋平各氏により世界初演。場所は音楽祭会場の一つであるシュラートミンク市内の小さなホールであった。作品は初演直後、その場で私の簡単な説明を添え、音楽祭のオルガナイザーであるErnst Ludwig URAY教授に献呈された。
 ヨーロッパで最も美しい街の一つとされるオーストリア・アルプス山間の小さな町(シュタイヤーマルク州シュラートミンク市)の風景をイメージして頂ければ幸いである。作品は初演後ソニックアーツ出版から発売(1980年)。その後廃刊となっていたものを掘り起こし、昨年「スタジオM出版」からリリース。さらに今回、以前から複数のリクエストがあったサックス版の三重奏として世に出すこととした。


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