10月の福岡以来のひとり旅へ長野県上田市へ行って来た。
何故?上田?
きっかけは映画「青天の霹靂」に登場したレトロ映画館「上田映劇」での映画鑑賞だったのだが、さらに上田市を調べていくと私が愛してやまない映画「犬神家の一族」のロケ地になっていることも分かり、2013年の鹿教湯温泉以来の長野に決めた。
当社連休前夜の月曜日の終業後に東京駅から2015年以来の北陸新幹線に乗り込む。また新幹線でのひとり旅は2018年1月の名古屋~大阪~広島~山口以来である。約1時間30分で小雨の上田駅到着。20時を過ぎていたので地元の居酒屋で軽く食事を済ませて(中略)、翌日に備える。翌朝も雨の中、犬神家邸の屋敷門として撮影された上田藩主居館跡(下画像左上)は現在上田高校の正門となっており、お堀がある学校である。それから旧北国街道沿いの柳町付近のロケ地(上画像・下画像右上)を金田一気分で散策するものの、1976年の撮影からすでに40年以上も経過しており、町が整備されてしまいよく分からずじまいだった。
それでも城下町ならではの町並みにわくわくしながら、那須警察署(上画像)として使われた上田蚕種協業組合事務棟(下画像左下)、オープニングや弁護士事務所(下画像右上)として登場する常田の通りを見学。
濡れた靴を乾かすために一度ホテルに戻り、上田駅から別所温泉へと上田電鉄別所線で向かう。(ちなみに事前に上田駅から温泉駅の乗車時間を調べた際に「8時間」と出たのだが、別所ではなく別府温泉の入力ミスだった)電車で20分程度で別所温泉駅に到着。温泉街まで徒歩で約15分程度坂道を上る。三ヵ所ある立ち寄り湯の中で大湯(下画像左下)に浸かる。この時点ですでに二万歩以上歩いていたので温泉が心地よい。
入浴後に信州そば(ランチビール付き)を食べ、再び上田駅まで戻り、ホテルでひと休みしてから上田映劇へと向かう。歴史を感じる佇まいの中で映画鑑賞(明日掲示)。
最終日は早起きして新幹線でひとつ隣の佐久平駅へ向かい、金田一耕助が宿泊した那須ホテルへと向かう予定だったが断念(詳細は後日)。結局今年のひとり旅はわずか2回で終了である。