映画「夜霧よ今夜も有難う(1967年公開)」を観た。
【解説】「不死身なあいつ」の石森史郎と「逃亡列車」の江崎実生が共同でシナリオを執筆し、江崎実生が監督した歌謡アクションもの。撮影はコンビの横山実。
映画「カサブランカ」を彷彿させるストーリー展開であるが、裕ちゃんの方がボギーよりも女々しくない。劇中に様々なバージョンのテーマ曲がよく流れるのだが、生前よく父が歌っていたことを思い出す。恐らく裕ちゃんの歌声よりも父の歌声の方が聴く機会は私は多かったんだろうな。前回の岩下志麻同様、60年代の浅丘ルリ子がまあ~綺麗で惚れ惚れするが、教会に向かうまでのルリ子ちゃんが一番輝いている
そしてやはりこの時代の映画は「終」の文字と共にザクっと潔くエンディングを迎える。これがたまらなく良い。