<8.17>
暗くなってから
天候が少々安定したようで、5日ぶりに出かけました。狙いは気温が低下する夕方のルリボシヤンマの産卵です。
最初の♀の目撃は15時半頃。産卵したのか分からないうちに姿を消し、16時40分頃、多分同じ♀が飛来。
かなり暗くなってからの産卵で、今度は落着きました。晴れると相変わらず暑くなって最高気温は34℃。
16時20分頃 それまで飛ばなかった♂がホバリングを交えて探雌を始めた
♂がいなくなると♀が飛来して池の中央で落着いて産卵 17時以降もしばらく続く様子でも暗過ぎるのて退散
2023.8.17 東京都
<9.16>
台風前に
大型台風の接近前、再びルリボシヤンマの産卵撮影に行きました。最高気温は30℃でも秋の気配を感じます。
2♀が産卵しましたが、♂が飛来せず捕捉の目撃なし。この時期までに♂の絡みが撮れないと厳しくなります。
11時半頃到着した途端、タイミングよく♀が入りました。あまり落着かず転々と移動しつつ約1時間産卵。
最初の♀ 複眼の緑色が目立つ個体
複眼のへこみが左右とも傷のように見える個体
次の♀は、何度か現われて産卵せずに飛び去り、14時過ぎに2♀同時に飛来、一方は♂に追われて逃げました。
14時40分頃、見失っていた♀が草のなかにいるのを確認。やがて池端に移動、珍しく苔に産卵を始めました。
遠くから見ると、まるでヤブヤンマの産卵のようですが、産卵管を水中に入れているところが異なります。
さすがに落着かないのか4回移動して、約2分間で元の場所に戻りました。
2番目の♀ 複眼に少々青みがある個体
1m程小移動して同じような所で産卵
さらに移動 ここを最後に池中に戻る
2022.9.16 東京都
<9.6>
捕捉失敗
連日のルリボシヤンマ、♀を捕捉する♂の絡みが狙いです。最高気温は同じ31℃でも湿度が高い分蒸し暑い。
1♂が30分以上執拗に探雌した以外、活性がなくバトルも見られません。個体数が減少傾向にある印象です。
産卵は前日と同じパターンで、正午前に現われた♀はすぐに去って2番目の♀が落着いて長時間産卵しました。
一角から離れずに約1時間20分経過すると♂が探雌。しかし、オニヤンマが邪魔に入り容易に♀を探せません。
カメラを構えて約5分、♂が飛びつく寸前に♀が逃げました。♀が上手でした。これでは目的のシーンは撮れず。
結果、毎度似たような産卵写真のみ。前日に多数目撃したマユタテアカネの産卵は何故か殆ど見ませんでした。
最初の♀ 11時45分頃に飛来して池を出たり入ったりして落着かず5分程で姿を消す
2番目の♀ 13時20分頃から産卵開始 14時45分頃♂から逃げるまで産卵継続
2022.9.6 東京都
<9.5>
草のなかで
相変わらず晴れると気温が上がり過ぎます。今季はコシボソヤンマの産卵に見放され、これまで空振りの連続。
根気がなくなり、1週間ぶりに外れの少ないルリボシヤンマの産卵に行きました。曇りがちで最高気温は31℃。
探雌する♂は少数で活気がなく、正午過ぎに飛来した♀は池を出たり入ったりで産卵せず、嫌なムードでした。
それでも、13時40分頃に1♀が草のなかで落着いて長い産卵、14時15分頃にもう1♀が産卵しました。
最初の♀ 約35分後に♂に捕捉される
草のなかに入ってばかりで撮影には厳しい状況 姿を見通せるのは僅かな隙間で前後をカット
草で姿が隠れて困惑していると、次の♀が産卵に来たので撮影対象を切り替えました。♂も追ってきた様子です。
開けた所で産卵する2番手の♀が捕捉されると構えると、♂はノーマークにした最初の♀の方を捕まえました。
シャッターは♂が飛びついた後、待機場所から遠く、やはり♀は草のなか。
♂が連結して飛び上がる 上空で交尾成立
14時15分頃、同じ池に飛来した2番目の♀は、♂が探雌するなか、大胆にもしばらくは無防備に飛びました。
上記のとおり♂は最初の♀を狙っていたので無事でしたが、神経質になって広範囲を移動するようになります。
♂が最初の♀を捕捉した後、次の♂は現われませんでしたが、約15分間で姿を消してしまいました。
2番目の♀ 複眼に少々青みがある個体
1週間前は殆ど見なかったマユタテアカネの連結産卵が始まっていました。
<マユタテアカネ> 連結産卵
2022.9.5 東京都
<8.29>
気温落着く
前日の雨で気温が落着く模様、ルリボシヤンマの産卵撮影です。暑いと夕方になりますが、昼頃に産卵するはず。
産卵は8月上旬に始まっているものの、まだ個体数が少なく撮れていません。時々薄日が射し、最高気温26℃。
予想どおり早い時間帯に2♀飛来、3回目にして撮影しました。15時頃に24℃に下がると気配がなく、撤退。
最初の♀は12時50分頃、池を転々として1ヵ所10秒程で飛ぶ状態。約6分後に♂が飛来して逃げました。
最初の♀ ♂を警戒してか翅を立てている
2番目の♀は13時半頃、飛来を見逃していて、すっかり落着いて産卵中。約20分後、♂に捕捉されました。
上の♀と比較して分かるとおり、複眼に青みがある個体で当地では割によく見るタイプです。
2番目の♀
♂が姿を見せた途端に飛びかかる シャッター速度を変える余裕なし
一暴れして6秒で連結成功 この後飛立って空中で交尾態になる
2022.8.29 東京都