<9.7>
いつもどおり
琵琶湖遠征の最大の目的はオオサカサナエの交尾態の撮影ですが、かすりもせず、今回も達成できませんでした。
湖から丘陵に飛来する交尾態を待ちつつ、林縁を探しましたが目撃なし。いつもどおりの静止を撮って終了です。
たまに行って撮れる程、甘くはありません。未成熟の♀に出会ったのが成果でした。最高気温33℃。
静止の♂ 見上げる高所に静止していることが多い
草叢の♂
狭い範囲で止まる所を何度も変えて静止する♂
下の台地で静止する♀
未成熟♀が現われて低所にしばらく静止した
2024.9.7 滋賀県
<9.6>
1年おき
琵琶湖のサナエの撮影に行くのは1年おき。日光直撃の湖畔の暑さに懲りて、翌年は気力が失せるパターンです。
湖岸で撮影したのはメガネサナエ。暑い時期は早朝に活動しますが、運よく15時頃に狙いの♀が飛来しました。
選んだ浜が外れで、その後は夕方まで2♂の目撃のみでしたが、♀が撮れたのでよしか。最高気温33℃。
15時頃 波打ち際に静止した♀ すでに卵塊を排出している ♂が活動していない時間帯
直ちに飛立って近くに移動
3回目の静止 再び飛んで数m離れた所に戻った この間打水したのかは不明 卵塊はやや大きくなっている
回り込めずこれまで 直後に沖に飛んで姿を消し戻らず 飛来して40秒しか経っていなかった
♀の飛来から1時間後に姿を見せた♂ 風がなく岸辺は波立たず
16時10分頃 2♂が争いながら3分間程ホバリング 沖合を飛び岸には寄ってこない
岸辺に接近したのは一瞬
2024.9.6 滋賀県
<8.1>
止まり直す
ネアカヨシヤンマの産卵を待っていると、ナゴヤサナエの交尾態が低い枝に止まりました。チャンス到来です。
しかし、撮る前に樹上に飛び、さらに高い所に移動。一旦着地して止まり直す傾向があり、上へ上へと飛びます。
交尾態
樹上高く移動後 1時間以上交尾
アブに襲われた若い♂
笹に止まる♂
2024.8.1 埼玉県
<7.25>
捕食
樹上で静止するネアカヨシヤンマを探していると、虫を咥えたナゴヤサナエがふらふら飛んできて着地しました。
小虫を捕食する♀
向きを変える
2024.7.25 埼玉県
<7.5>
間一髪
前回、その年の時期が妙に遅れていて撮れずに終わり、その後4年が経過していたナゴヤサナエの羽化撮影です。
トンボ仲間から貴重な羽化情報を得ることができて遠征。休止の♂を見つけて脱出前に間一髪で間に合いました。
ポイントでの目撃は1♂、1♀です。最高気温は低く27℃。
10時50分頃 枯れ枝の奥で休止期の♂を発見 2分後に脱出開始した
脱出 20秒で完了
脱出から2分後
11時頃
上から2分半後
11時5分頃
11時15分頃 中型のサナエの割に羽化の進行が早い
♀の羽化 移動後で殻は手前左下にある
2023.7.5 北関東