ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オオルリボシヤンマの回想<前編>

2014-03-06 | オオルリボシヤンマ

2012年までの回想です。

オオルリボシヤンマは関東でも出会えますが、北に行けば普通に見られるので、遠征ついでに撮るつもりでした。
09年、たまたま撮りましたが、やはりその気で行かないとしっかり撮影できず、結局12年に持越しました。

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<2009>

09年8月、裏磐梯にアマゴイルリトンボを撮りに行き、タイミングよくオオルリボシヤンマの産卵に遭遇。
これが最初の出会いです。♂も目撃しましたが、飛び回ってお手上げでした。

♀ 産卵(初撮り)





2009.8.17 福島県


10年8月、オオルリボシヤンマをメインに長野に行きましたが、山の天候が急変、撮影できずに帰ることに。
11年は天候不安定で出発を見合わせるうちに時季が終わり、結局、09年以来2年間撮影できませんでした。


<2012>

これ以上先送りはできず、12年は計画を練って長野2ヵ所、山形2ヵ所で撮影。漸く天候に恵まれました。

*長野編*

9月に入り、以前から行きたかった大町市の低層湿原に行きました。幸先よく湿原の入口で♂が飛び交います。
先に進むとルリボシヤンマもいましたが、後回しにして、開けた一角で待機しました。

午後になると、次々に♀が飛来して産卵。2、3頭の♂の追尾飛行が見られ、期待どおりの展開になりました。
しかし、♀は草陰に隠れて満足に撮影できないまま時間が経過。日が傾くと♂は殺気立って♀追い回しました。
♀は産卵せず、逃げ回るばかり。池は大盛況でしたが、しっくりこないまま時間切れになりました。

ホバリングする追尾の♂




産卵移動の♀ 


♀ 産卵




青色型の♀




♀ 飛翔(ホバリングする上を♂が通過)

2012.9.1 長野県

2回目は翌々日です。ムツアカネを撮ってから標高2100mの観光地の池を訪れました。
オオルリボシヤンマはピークアウトしていたようです。所々で産卵は見たものの、♂は全く飛びませんでした。

低木の下で産卵に専念している♀を撮影しているとカルガモ親子が接近してきますが、逃げる気配がありません。
そのまま通過したと思った瞬間、親に連なる子の1羽に餌食にされました。あっけにとられ撮り損ないました。

♀ 産卵


♀ クリーニング行動


池の端で、すでに飛ぶ力を失ったと見られる個体を見つけました。不本意ですが、やらせです。

♂ 静止







2012.9.3 長野県

コメント
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