ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

カトリヤンマ 2015<10月③>

2015-10-15 | カトリヤンマ

<10.8>

ホバリング不調

行かないと気が済まない秩父のカトリヤンマのホバリング。予報に反し風が強く肌寒い天候です。最高気温23℃。
午後も風が収まらず、本格的なホバリングが見られないまま終わって消化不良でした。遠方だけに堪えます。

13時前に♂が偵察に飛来して猛スピードで飛び回ってから止まりましたが、1分程で立去るいやなパターン。

♂ 静止

15時過ぎに再び現われ、短いながらもホバリングを見せました。10分間で3回飛来、その後は現われません。

♂ 飛翔



2015.10.8 埼玉県


<10.9>

出直し

翌日は久々に気温上昇の予報、散々な目に会ったので連闘するしかありません。最高気温は25℃を超えました。

13時20分頃、1♂がホバリングを始めました。すぐにもう1♂が飛来して隣接する湿地でホバリング。
さらに1♂が加わってバトル、個体が入替わったかもしれませんが、約30分間出ずっぱり。前日の挽回です。

♂ 飛翔
















♂ 静止

早い時間にホバリングする日は再度見ることが多く、同時に3♂が来たので期待しましたが、以後の飛来なし。
15時前、別の場所に移動。崖下を探雌する♂が行ったり来たりしていましたが、数分で姿を消しました。

♂ 飛翔


15時半頃、気配がないので撤収を決断。帰り道で、思いがけず明るい草原でのホバリングに遭遇しました。
数年前に一度姿を見て以来の場所です。西日を浴びて約10分間かけて20m程を移動して飛びました。

ここでのホバリングは不思議でしたが、約10分後、♂がいなくなるのを見ていたのか♀が現われて納得です。
♀は草叢に消えて見失いました。当地で産卵を撮るのは至難ですが、今年も♂のホバリングが撮影できました。

♂ 飛翔











2015.10.9 埼玉県

コメント
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