ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マルタンヤンマ 2017<8月②>

2017-08-22 | マルタンヤンマ

<8.17>

待望の産卵

7月13日、産卵を試しに来たようなマルタンヤンマを一応撮影、以後、早い時期から通ったものの、さっぱり。
日が悪いのか7月中に2回、8月に1回空振りで一度も現われません。諦めるわけにはいかず、再度行きました。
昨日の低温からの気温上昇で産卵の確率は大きくても、外れの連続で不安先行です。曇天で最高気温28℃。

16時3分、待望の♀が飛来、例えようのない嬉しさが込み上げます。これまでの挽回で2♀は飛来してほしい。
1♀のみでしたが、池が小さいので落着けば様々なパターンの撮影が可能。約55分間の産卵でした。

産卵の様子を時系列で追いました。飛来時の気温は27℃。

♀ 飛翔 縄張りのオオシオカラトンボの攻撃を交わして最初の着地まで2分程飛回る


♀ 産卵 約4分後


約6分経過 まだ落着かない




約7分経過 ここでは産卵せず


約10分経過 少し落着く ここでストロボ装着


約15分経過


約18分経過 完全に落着き6分以上産卵




約25分経過 一時潜り込みながらも出てきて移動


約27分経過 どんどん潜り込み10分以上産卵


約38分経過 完全に潜り込んで終わりと思いきや、出てきた




約40分経過






約42分経過 この直後から再び9分程潜り込む


約51分経過 ここでは1分程産卵






小移動して最後の場所で2分程産卵して、16時58分、猛スピードで林に飛び去りました。
動きが止まった時間を含めて1時間近く追い続けました。あまり潜り込まれず撮れたのは個体差によるものです。


2017.8.17 神奈川県

コメント
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