<8.17>
待望の産卵
7月13日、産卵を試しに来たようなマルタンヤンマを一応撮影、以後、早い時期から通ったものの、さっぱり。
日が悪いのか7月中に2回、8月に1回空振りで一度も現われません。諦めるわけにはいかず、再度行きました。
昨日の低温からの気温上昇で産卵の確率は大きくても、外れの連続で不安先行です。曇天で最高気温28℃。
16時3分、待望の♀が飛来、例えようのない嬉しさが込み上げます。これまでの挽回で2♀は飛来してほしい。
1♀のみでしたが、池が小さいので落着けば様々なパターンの撮影が可能。約55分間の産卵でした。
産卵の様子を時系列で追いました。飛来時の気温は27℃。
♀ 飛翔 縄張りのオオシオカラトンボの攻撃を交わして最初の着地まで2分程飛回る
♀ 産卵 約4分後
約6分経過 まだ落着かない
約7分経過 ここでは産卵せず
約10分経過 少し落着く ここでストロボ装着
約15分経過
約18分経過 完全に落着き6分以上産卵
約25分経過 一時潜り込みながらも出てきて移動
約27分経過 どんどん潜り込み10分以上産卵
約38分経過 完全に潜り込んで終わりと思いきや、出てきた
約40分経過
約42分経過 この直後から再び9分程潜り込む
約51分経過 ここでは1分程産卵
小移動して最後の場所で2分程産卵して、16時58分、猛スピードで林に飛び去りました。
動きが止まった時間を含めて1時間近く追い続けました。あまり潜り込まれず撮れたのは個体差によるものです。
2017.8.17 神奈川県