北陸線交直セクションの繋ぎ役(最終回) 米原機関区
昭和43年5月26日、田村から米原に向かう途中、米原機関区に立ち寄って休廃車されたD50を見てきた。
デフレクターに縁取りがあるD50ー249は休車扱い
他に姿があったのは廃車されたD50-201 米原機関区の緑ナンバープレート
1968.5 米原機関区
この年の8月、もう一度米原機関区を訪れると、D50は第二種休車のD50ー131の姿しか見られなかった。
10月のダイヤ改正で米原・田村間はディーゼル機関車に置換えられ、同機関区のD50は年内に全て廃車された。
長野工場式デフのD50-131
機関区には無煙化に備えて北陸線での復活を待つDD50が留置され、歴史の巡り合わせを感じさせた。
DD50は28年から6両が製造され、そもそも当初は敦賀機関区の配属で電化前の米原・敦賀間で運用されていた。
米原機関区に留置されたDD50ー1
1968.8 米原機関区
米原地区の蒸気機関車終焉が迫るなか、最後に撮影したD51の米原出発である。東海道線の貨物列車に被ってしまった。
D51-658牽引の下り旅客
1968.8 米原駅
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