<6.9>
梅雨の晴れ間
6日に関東で梅雨入り宣言。以後3日間は曇天で20℃に届かず、やっと日射しが出て気温が上がる予報です。
天候不安定で遠方は避け、10日ぶりにヤマサナエの産卵撮影に行きました。最高気温24℃、現地は22℃。
異常な程、♂が活発に行動していましたが、それでも3♀の産卵を目撃。悪天候明けで長い産卵も見られました。
終盤のダビドサナエは、名残の短い産卵が続いていて3♀を目撃、うち1♀はヤマサナエに捕食されました。
11時15分頃、♂が不在の時間帯に最初の♀が飛来して約4分間産卵しました。午前中の目撃は初めてです。
15秒程で高度を上げ、♂を警戒してか水面から3m近くまで上昇しました。崖の上から撮影しています。
♀ 産卵 高く上がって卵塊形成を始める
打水して再び上昇して卵塊形成
2分経過して水面際を飛び始める
卵塊を形成して打水前
12時30分頃、次の♀が飛来し広範囲を飛んで約3分間産卵。この♀も高度を上げて卵塊を形成しました。
水面際に急降下
13時15分頃、3頭目の♀が低く入って水面際で1分半の産卵。3m程離れて縄張していた♂は気付きません。
低空飛行して狭い範囲で何度も打水
打水の撮影はすべて失敗 打水直後の流れる卵
打水後
最後の卵塊形成
水辺に飛来する♂は4、5頭。常時占拠しているわけではありませんが、他の♂が侵入すると激しく争います。
♂ 縄張り行動
珍しく近くに止まった2♂は異なる方向で♀を待機 このとおり♀がどこから入るのか予測不能
♂ 飛翔 争いが絶えず臨戦態勢
水面に入れず、林縁にいる♂ 過去に見ない数の♂が水面外で待機
2022.6.9 神奈川県
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