<4.21>
定位から
昨日撮影したヒメクロサナの羽化は殻から脱出後でしたが、何時もの撮り難い場所よりポジションが良好でした。
当たり年でピークを過ぎた可能性もあり、連日、同じ渓流に行きました。昨日よりも2℃程低く正午で20℃。
薄日が射すものの気温が上がらず、10時半になってから♂の羽化を発見。しかし、昨日と同じ進行段階でした。
一ついれば付近を探すのが鉄則。せめて休止から撮りたいものです。好運にも定位した個体が目に止まりました。
10時35分頃 ♀羽化 定位
斜面の不安定な枯葉に掴まっている 上の枯葉にも羽化殻
10時50分 裂開
10時54分 翅を抜く
10時57分 後肢が抜ける 裂開から休止まで約7分間 休止期も約7分間
11時4分 脱出開始 完了まで時間がかかり8分を要した
11時15分頃
11時35分頃
12時5分頃 定位から1時間半 飛立ちの約10分前 これにて移動
昨日より1時間遅れで最初に見つけた♂。これがいて同じ斜面の近くにいた定位の個体の発見に繋がりました。
10時30分頃 ♂羽化
10時50分頃
11時15分頃 開翅 なかなか飛ばす30分後に飛立ち
飛立ち後の着地 羽化場所の近くに一旦止まることが多い
定位からの♀の開翅を待っていると、現地で合流の知人が手招きしてくれたので見に行くと面白いシーンに遭遇。
例年、羽化をよく見るポイントですが、冒頭の♀を撮影していた11時頃に定位した模様です。
12時10分頃 同じ杉の枯れ枝で2頭が羽化 上♀ 下♀ 進行状況は2頭ほぼ同じ
12時23分 ♂が先に開翅
12時34分 ♀も開翅 ♂は上に這い上がって移動 飛立ちは♂40分、♀47分
2024.4.21 東京都
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