ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

コシボソヤンマ 2017<8月③>

2017-08-24 | コシボソヤンマ

<8.19>

相性よし

連日天候不安定の予報。濡れたくはありませんが、天気に左右されないミルンヤンマ、コシボソヤンマ狙いです。
双方が生息する谷に行きました。夕方に雷雨になるまでは久々に青空が広がり、最高気温32℃。
本命はミルンヤンマの産卵ですが、いくら待っても現われません。週初に低気温が続いた影響か、時期が早いか。
一方のコシボソヤンマの産卵は1週間前に続いて撮影しました。今季は相性がよいようです。

ミルンの産卵場所で待機中、暗闇の崖伝いに産卵するコシボソが現われました。1ヵ所数秒で転々と移動します。
落着かないまま上流に姿を消しました。よくあるパターンでした。

♀ 産卵


ミルンヤンマの産卵を13時半で諦め、コシボソヤンマに専念して探索。下流に向かうと早速産卵していました。

♀ 産卵












驚かせてしまい2回樹上に飛ばれましたが、産卵意欲旺盛で20分もしないうちに降りてきました。

♀ 静止 産卵休止





2017.8.19 神奈川県

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マルタンヤンマ 2017<8月②>

2017-08-22 | マルタンヤンマ

<8.17>

待望の産卵

7月13日、産卵を試しに来たようなマルタンヤンマを一応撮影、以後、早い時期から通ったものの、さっぱり。
日が悪いのか7月中に2回、8月に1回空振りで一度も現われません。諦めるわけにはいかず、再度行きました。
昨日の低温からの気温上昇で産卵の確率は大きくても、外れの連続で不安先行です。曇天で最高気温28℃。

16時3分、待望の♀が飛来、例えようのない嬉しさが込み上げます。これまでの挽回で2♀は飛来してほしい。
1♀のみでしたが、池が小さいので落着けば様々なパターンの撮影が可能。約55分間の産卵でした。

産卵の様子を時系列で追いました。飛来時の気温は27℃。

♀ 飛翔 縄張りのオオシオカラトンボの攻撃を交わして最初の着地まで2分程飛回る


♀ 産卵 約4分後


約6分経過 まだ落着かない




約7分経過 ここでは産卵せず


約10分経過 少し落着く ここでストロボ装着


約15分経過


約18分経過 完全に落着き6分以上産卵




約25分経過 一時潜り込みながらも出てきて移動


約27分経過 どんどん潜り込み10分以上産卵


約38分経過 完全に潜り込んで終わりと思いきや、出てきた




約40分経過






約42分経過 この直後から再び9分程潜り込む


約51分経過 ここでは1分程産卵






小移動して最後の場所で2分程産卵して、16時58分、猛スピードで林に飛び去りました。
動きが止まった時間を含めて1時間近く追い続けました。あまり潜り込まれず撮れたのは個体差によるものです。


2017.8.17 神奈川県

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ギンヤンマ 2017<8月>

2017-08-21 | ギンヤンマ

<8.17>

待ち時間に 

♂が殆ど飛ばない多摩のヤブヤンマの池を早めに切り上げて、マルタンヤンマの夕方の産卵撮影に向かいました。
到着するとギンヤンマが連結産卵中。猛スピードで飛び回り、やがて産卵場所が決まると動きが止まります。
マルタンの飛来を見逃さぬよう目配りしながら、しばし撮影。目の前の連結態を撮らないわけにはいきません。

連結産卵










夕暮れ時の別個体

2017.8.17 神奈川県

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ヤブヤンマ 2017<8月②>

2017-08-20 | ヤブヤンマ

<8.17>

久々の晴れ間

久々に晴れ間が出るとの予報、ヤブヤンマの池に行きました。最後に産卵を見てから1ヵ月以上経過しています。
結局、晴れ間は十数分間で最高気温は28℃。これでは、産卵には来るとしても探雌行動の活性化は期待薄です。
8月初旬は通過ばかりで産卵が見られず気懸りでしたが、正午過ぎから約20分間隔で3♀が順次産卵しました。
3♀が出揃った頃、2♂が現われましたが、飛んだのは丁度晴れ間のあった数分間のみでした。

最初の♀はこの時期にしては綺麗な個体。産卵意欲旺盛で転々と移動しながら約1時間産卵しました。

♀ 飛翔 産卵移動


♀ 産卵 着地














次の♀は翅が傷み相当老熟した個体。ぎこちない飛び方をしていました。

♀ 静止 岩に止まる


♀ 飛翔


♀ 産卵


♀ 産卵 3頭目も老熟個体


♂ 静止 探雌中の休止

2017.8.17 東京都

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コオニヤンマ 2017<8月>

2017-08-18 | サナエトンボ科コオニヤンマ属

<8.12>

悠々と産卵 

コシボソヤンマと同じ水域に生息するコオニヤンマは厄介な存在で、コシボソが縄張りに入ると追い払います。
コシボソの縄張りにコオニが産卵に飛来するとどうなるか。悠々と旋回して無抵抗のコシボソを追い出しました。
何事もなかったように産卵を開始、約30秒で去っていきました。数回打水しましたが、撮影は失敗。

♀ 産卵








♂ 静止 縄張り行動



2017.8.12 神奈川県

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