ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マユタテアカネ 2019<9月>

2019-09-18 | トンボ科アカネ属

<9.12>

至る所で

ルリボシヤンマ待ちの池ではマユタテアカネが至る所で生殖行動を展開。これまで見たことのない個体数でした。

交尾態


交尾態 飛翔


交尾態




翅に斑紋がある♀




連結産卵












♀ 産卵 目立たない池の隅で単独産卵


♂ 飛翔 産卵する連結態を干渉してホバリング

2019.9.12 東京都

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ルリボシヤンマ 2019<9月>

2019-09-16 | ルリボシヤンマ

<9.12>

夏から秋へ

関東直撃の台風後は季節外れの暑さになり、漸く気温が下がる予報、待っていたルリボシヤンマの産卵撮影です。
午前中から探雌行動が活発で♀は姿を見せず、午後に数頭が飛来して2♀が産卵前に連結され、他は逃げました。
結局、産卵の目撃がなく撮影できずに終了。時折日が射し、現地の気温は26℃。秋を感じさせる気候でした。

♂ 飛翔







2019.9.12 東京都


<9.13>

曇り空

翌日、出直しました。前日産卵していない♀の飛来が期待できるはず。一日曇天で、♂が少ないのは好都合です。
11時頃到着、かなり暗く♂の姿はさすがに皆無。今にも雨が降り出しそうでしたが、1♀が産卵していました。
産卵開始直後であったか2分程で姿を消し、約15後に戻って完全に落着くと、約1時間20分間の長い産卵に。
草の中に隠れがちでも、こうなると出てくるのを待って撮影する余裕があります。気温は低く21℃で推移。
12時40分頃、それまで飛ばなかった♂が突如現われて襲いかかりました。♀は逃げ切り、これにて終了です。

♀ 産卵


















♀ 飛翔 産卵移動




時折日が射し始めると2♂が現われバトルを展開。13時40分頃、♂の隙をついて次の♀が飛来しました。
産卵場所を見定めるようにホバリングして、その後、猛スピードで周辺を飛び回ってから池に戻って着地します。
近くに♂がいないのを確かめている行動のようですが、この♀は産卵開始約15分後、♂に捕捉されました。

♀ 産卵






14時を過ぎて2♀が飛来しましたが、縄張りの♂に捕捉され前日の再現。結局、産卵撮影は♂の動向次第です。
少し明るくなって飛んだ♂は前日の半数以下ですが、一旦探雌を始めると、小雨が降っても飛び続けていました。

♂ 飛翔



2019.9.13 東京都

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オオルリボシヤンマ 2019<9月>

2019-09-10 | オオルリボシヤンマ

<9.5>

六甲山系 

長年行きそびれていた関西のオオルリボシヤンマ。天候不安定で保険をかけ、2日に分け2ヵ所に行きました。
天候には恵まれましたが、2日目の池では姿なく無駄足。六甲山系の植生豊かな池なら生息するはずでしたが。

初日の池、12時半頃の到着時2♂が上空を旋回中。関西では大多数の青色型♀の産卵が目的ですが、気配なし。
約1時間半待ちで1♀が飛来。消えては現われて産卵しました。残念ながら後翅が大きく欠損しています

青色型♀の産卵




すぐに産卵を止め近くの樹木に止まる


しばらくして産卵を試す


産卵再開




約50分間、翅ボロの独壇場で、次の♀が飛来すると数頭が続きましたが、警戒心が強くなかなか産卵しません。

♀ 飛翔

♀ 産卵


最初の♀は産卵続行


大概は密生するコウホネの葉の下に潜り込んで産卵するので姿が見えませんが、敏感で近寄ると飛び出します。

♀ 飛翔


♀ 産卵


♀を追尾してホバリングする♂です。すぐ下で♀が産卵していますが、やっと頭部が見える状態です。

♂ 飛翔


15時頃から徐々に増え、50分頃になると10頭を超えて状況が様変わり。どこからともなく♂も集まります。
産卵を終えた♀を狙って複数の♂が激しく追い回し、同時に2、3ヵ所での追尾が10数分間展開されました。

気温は到着時と同様26℃。産卵の集中は太陽の傾き具合か、日がよかったのか1回の観察では分かりません。

♀と追尾の2♂


♀ 飛翔






♂ 飛翔 追尾


別個体


♂に執拗に追われて、産卵を一時休止する♀が見られる程でした。

♀ 静止 産卵休止


16時過ぎに♂の追尾飛翔が一段落して、やっと近くで産卵。ところが、10分程で通り雨、これにて終了です。
その後の様子は見届けていません。やはり黄緑型は少なく1♀の目撃のみ、撮影できたのは全て青色型♀でした。

♀ 飛翔


♀ 産卵





2019.9.5 兵庫県

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カトリヤンマ 2019<9月①>

2019-09-04 | カトリヤンマ

<9.1>

午後に挽回

前回から1週間後、再びカトリヤンマの交尾撮影。時期はよくても、北関東の天気が相変わらず安定しません。
探雌が活性化する11時を前にして雨がぱらつき、♂が葉陰に隠れてしまう状況下でのスタートになりました。
幸い本降りにならず、11時半頃に日が射して交尾態2対を目撃したものの、高い樹上のみで午前の部が終了。

交尾態


その後、再び♂の動きが悪くなり、探雌してもすぐに止まります。気温は27℃のまま。果たして挽回できるか。
14時過ぎに突然交尾が見られるパターンに期待です。結果、13時半から数対の交尾態を撮影しました。

交尾態







2019.9.1 栃木県

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