ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ヒメクロサナエ 2022<4月>

2022-04-26 | サナエトンボ科ダビドサナエ属・ヒメクロサナエ属

<4.23>

1週間後の渓流

今季も満足に撮影できずにムカシトンボの羽化時期が終了。変わって出てくるヒメクロサナエの羽化の探索です。
前回から1週間後、同じ渓流に行きました。翅が伸びた段階ですが、一角で1♂、1♀の羽化が見られました。
最低14℃、最高気温27℃、2日連続の夏日になりました。

♀ 羽化 11時頃




同 11時4分頃 開翅


♂ 羽化 11時頃




同 11時10分頃



2022.4.23 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホソミイトトンボ 2022<4月>

2022-04-25 | ・ホソミイトトンボ

<4.22>

多数の交尾態

3月にオツネントンボの産卵を撮影した都下の公園では、ホソミイトトンボの生殖活動が本格化する頃です。
朝から気温が高く多数の交尾態が見られました。ただ、気温が上がり過ぎたのか連結産卵は13時で終了でした。
オツネントンボの連結産卵は少なく、当所で少数派のホソミオツネントンボは1対のみ目撃。最高気温は27℃。

交尾態








連結態


移精


連結産卵









2022.4.22 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨツボシトンボ 2022<4月>

2022-04-25 | トンボ科

<4.22>

高めの枝で

昨年、ヨツボシトンボの羽化を多数見た都下の公園に行きましたが、何故か思うようには見られませんでした。
時期が遅いとは考え難いのですが、シオカラトンボの羽化ばかりで、他にはギンヤンマの羽化殻が数個。

やや高めの枝で羽化していた♂です。枝が入り組み、撮るのが嫌になるような場所でしたが、目撃はこれのみ。
最低13℃、最高気温27℃の異常に暑い日でした。

♂ 羽化 休止 9時55分頃




同 10時頃


脱出直後 10時5分頃




10時10分頃 翅の伸長




10時20分頃


11時頃 ヨツボシトンボらしく色づく

2022.4.22 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オグマサナエ 2022<4月>

2022-04-24 | サナエトンボ科コサナエ属

<4.20>

うれしい誤算

フタスジサナエの羽化探索中、数m先で黄色いサナエがホバリング。来るとすればオグマサナエの♀です。
時々♂が飛来し怪しいとは思っていましたが、まさかの産卵。昨日のタベサナエの様子から時期がいかにも早い。
まったくの想定外でうれしい誤算でした。10時20分頃、水辺の草地で2分足らずの産卵です。
見たかったオグマの産卵に巡り会いました。アクションが激しい放卵時のファインダー越しの撮影は不可能です。

♀ 産卵














♂ 静止  縄張り行動 超敏感な個体で寄れず


♂ ホバリング


♂ 未成熟 捕食







2022.4.20 愛知県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フタスジサナエ 2022<4月>

2022-04-23 | サナエトンボ科コサナエ属

<4.20>

不運

遠征の主目的はフタスジサナエの羽化です。昨年は当地でオグマサナエを撮っていますが、フタスジは4年ぶり。
同じ池でタベ、オグマ、フタスジの順に羽化しますが、最後のフタスジの時期の見極めにはとくに悩みます。
道中の渋滞で遅れ、必死で山を登り詰めて9時を回って到着。時期は的中、2頭がすでに翅を伸ばしていました。
息つく間もなく探してヤゴを発見。すぐに定位して一安心。後は撮るのみでしたが、大誤算の羽化失敗でした。
快晴で最低8℃、最高気温は高めの24℃。東京は冷えて14℃の日でした。

9時18分頃 定位の♂


9時30分頃 裂開 虫が飛びついた


複眼が抜ける


9時34分頃 ここまでは順調に見える


9時38分頃 肢がすんなり抜けない


肢が抜けたところで力尽き休止に至らず 羽化進行が止まる


撮影時は気付いていませんが、裂開した途端に飛びついた虫に刺された様子(2、3枚目)。トンボも当方も不運。
一帯での羽化の目撃はフタスジサナエのみで4♂、2♀でした。うち3頭は1mの範囲内にいました。

♂ 羽化 9時15分頃 上のヤゴ発見前の個体




羽化失敗の判明まで約20分間のロス。急ぎ次を探しましたが、進行が最も遅い個体も脱出後で挽回不能でした。

♂ 羽化 9時52分頃 暗い所で最後に羽化した個体


同 10時17分頃


同 10時40分頃 開翅して珍しく35分以上飛ばず


♀ 羽化 9時52分頃


同 約3分後


同 10時7分頃

2022.4.20 愛知県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする