YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

高校生の定期テストをどう考えるか 数学編

2016年10月14日 | 受験関連

高校生が定期テストにかけるエネルギーは中学生の比ではありません。

日頃丁寧に勉強していても向陽桐蔭・私学では副教材の中に

やったことのないような入試問題を入れ込んだりしてきます。

例えば、数学では公立では4 step を使いますが、生徒さんはけっこう

記憶力がいいので、数学の教師は同じ問題はあまり出しません。


私の塾では定期テストが返却されてきたら、必ず塾に持ってきて

もらいます。

塾生と一緒になってテストの中での失点の原因をしっかりと

見つめます。

失点の原因が単なるケアレス、記憶ミスならばいいですが、

理解が充分でない問題はその時点で、理解しなおしてもらいます。

自分の能力を超えた問題なら、それは今後の課題ということで、

さらに懐の深い問題に取り組むよう指導します。

どんなことでもそうですが、やはり問題点はしっかりと

その時点で解消しておかなくてはいけません。

今回、高校生の塾生のなかで、おもしろい

現象があったので、ちょっとそのことに触れておきます。

その生徒さんは数学はそれほど得意ではないので、

4step の問題でわからないところはよく質問してくれます。

 

問題を理解する時点では出遅れていますが、最終的に

今回の定期テストではかなり成績が上昇しておりました。

これは本人もびっくり。

笑顔で点数を見せてくれました。

これはわからないところ、曖昧なところを

いい加減にしない、わからないところは

わかるまで質問して、理解ができたあとも

きちんと問題を解き切る。そういうことを

実践しているからこそ高得点が

とれたのだと思います。

過信は禁物ということです。

 

ていねいに時間をかけて問題に当たることが

とても大事なのです。

特に数学は、問題文をしっかりと読んで、

解法の糸口を見つけることが一番大事です。

答えを出すまでの見通しがつけば

後はその道筋に従って、

計算ミスを出さないようにして解くだけです。

 

さらに大事なことは、苦手な問題は繰り返すこと。

苦手な問題、間違った問題、筋道が見えにくい問題には

@などの記号を付けて時間をあけて

二度、三度トライしてみてください。

 

数学の苦手な人はこれで数学を克服できますよ。

 

 


この記事についてブログを書く
« 教室の床を徹底的に美しく磨... | トップ | 高校生の定期テストをどう考... »
最新の画像もっと見る