元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

ボクシングの試合のシーンが、良く描かれていました 【沢木耕太郎原作 映画『春に散る』】

2023年09月06日 | 沢木耕太郎

2016年に出版された沢木耕太郎唯一の小説『春に散る』。横浜流星・佐藤浩市主演で映画化されました。

 

 

■ボクサーを育てる

映画・春に散る。

・・・・・・・・・・・・・

前途有望と言われながらも挫折したボクサー・広岡(佐藤浩市)。

ボクサー引退後は、アメリカでホテル経を成功させたが、今、心臓に思い持病を抱え ている。

 

今は引退を考えている若きボクサー黒木(横浜流星)は、ある時、これまで経験したことのないパンチを広岡から食らう。

「おれに、ボクシングを教えてくれよ!」

と広岡に迫る黒木。

 

広岡は、昔の仲間・佐瀬(片岡鶴太郎)らとともに、黒木の指導を始める。

めきめき強くなる黒木は、ついにチャンピオンへの挑戦を実現する。

 

しかし広岡と黒木は、それぞれに爆弾を抱えていた・・・。

 

■試合のシーンが素晴らしい!

原作の沢木耕太郎さんは、ボクシングやスポーツを見る目がある方。

スポーツを、スポーツ選手を、正確に文章に表現できる数少ないライターだと思います。

 

沢木さんは若いころ、素質は抜群なのにハートが弱く、チャンピオンになれないカシ アス内藤を取材するうち、彼のチームの一員にまでなって内藤を応援したことがあり ました。

この小説はまさに、そのころの経験がベースにあるんじゃないかな〜と思います。

 

この映画、ボクシングの試合のシーンが素晴らしいです。

横浜流星さんは元極真空手の有望選手。

その彼がプロボクサーのライセンスまで取って臨んだこの映画の試合シーンは、これ までの映画にない臨場感と迫力がありました!

 

あしたのジョー、ロッキー。

ボクシングを上手に描いた作品は、ココロに残りますよね。

そしてこの『春に散る』の試合シーンも、ココロに残るものとなりました!

 

 

 


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (イヴォンヌ)
2023-09-06 21:25:03
これの原作者は沢木耕太郎さんなんですね。
テレビでよく宣伝してましたが、おもしろそうだな~と思ってました。見ごたえありそうですね!(^^)!
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Unknown (みかん農家)
2023-09-06 22:17:11
これは面白そうですね。
見てみたいです。
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Unknown (溶射屋)
2023-09-07 04:09:01
元単身赴任のYHさん

テレビなどで宣伝していますね。

映画みます。
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Unknown (ユーアイネットショップ店長うちまる)
2023-09-07 04:52:23
あらすじだけど読んでみたら映画も
見に行きたくなりました。
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Unknown (小肥り)
2023-09-07 18:26:33
この映画、見てません。
僕の場合は「深夜特急」から全然進歩してないのです。
読破力(?)も映画鑑賞力も衰えました。
沢木さんが「深夜特急」を上梓したのは40才前なんですね。
それがバックパッカーのバイブルとなって・・・
今もラジオで朗読番組になってますね。
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Unknown (ma_kun)
2023-09-08 11:04:19
読ませてもらって見たくなりました。
上映館を調べるとTOHO系で上映しているんですね。
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Unknown (にっしー)
2023-09-08 15:18:53
こんにちは。

なんと! 片岡鶴太郎さんも出演されるっていうのも本物志向でいいですね!! 見ごたえがりそうな作品ですね!!
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