2016年に出版された沢木耕太郎唯一の小説『春に散る』。横浜流星・佐藤浩市主演で映画化されました。
■ボクサーを育てる
映画・春に散る。
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前途有望と言われながらも挫折したボクサー・広岡(佐藤浩市)。
ボクサー引退後は、アメリカでホテル経を成功させたが、今、心臓に思い持病を抱え ている。
今は引退を考えている若きボクサー黒木(横浜流星)は、ある時、これまで経験したことのないパンチを広岡から食らう。
「おれに、ボクシングを教えてくれよ!」
と広岡に迫る黒木。
広岡は、昔の仲間・佐瀬(片岡鶴太郎)らとともに、黒木の指導を始める。
めきめき強くなる黒木は、ついにチャンピオンへの挑戦を実現する。
しかし広岡と黒木は、それぞれに爆弾を抱えていた・・・。
■試合のシーンが素晴らしい!
原作の沢木耕太郎さんは、ボクシングやスポーツを見る目がある方。
スポーツを、スポーツ選手を、正確に文章に表現できる数少ないライターだと思います。
沢木さんは若いころ、素質は抜群なのにハートが弱く、チャンピオンになれないカシ アス内藤を取材するうち、彼のチームの一員にまでなって内藤を応援したことがあり ました。
この小説はまさに、そのころの経験がベースにあるんじゃないかな〜と思います。
この映画、ボクシングの試合のシーンが素晴らしいです。
横浜流星さんは元極真空手の有望選手。
その彼がプロボクサーのライセンスまで取って臨んだこの映画の試合シーンは、これ までの映画にない臨場感と迫力がありました!
あしたのジョー、ロッキー。
ボクシングを上手に描いた作品は、ココロに残りますよね。
そしてこの『春に散る』の試合シーンも、ココロに残るものとなりました!
テレビでよく宣伝してましたが、おもしろそうだな~と思ってました。見ごたえありそうですね!(^^)!
見てみたいです。
テレビなどで宣伝していますね。
映画みます。
見に行きたくなりました。
僕の場合は「深夜特急」から全然進歩してないのです。
読破力(?)も映画鑑賞力も衰えました。
沢木さんが「深夜特急」を上梓したのは40才前なんですね。
それがバックパッカーのバイブルとなって・・・
今もラジオで朗読番組になってますね。
上映館を調べるとTOHO系で上映しているんですね。
なんと! 片岡鶴太郎さんも出演されるっていうのも本物志向でいいですね!! 見ごたえがりそうな作品ですね!!