モラルが上がると業績は２０％アップ

先日読んだはとバス再生の本。その中に、「モラルが上がると業績は２０％上がる」という記述がありました。業績を上げるには、まず土壌を作る。私も賛成です。
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◆土壌作り

奇跡のりんごを作った木村秋則さん。
無農薬・無肥料のりんごを作るのに8年もかかっています。8年目に気づいたこと、それは『奇跡のりんごを作るには、まず土壌を作らないといけない』ということでした。

成果のことばかり考えて、付け焼刃の対策を打っても、結局、うまく行かない。足元をしっかりしないとね。


◆モラルが上がると

はとバスをＶ字回復に導いた宮端さん。
数々の対策を打っていらっしゃいますが、基本は社員のモチベーションアップと職場環境の整備。

その中に、
『モラルが上がると、業績は２０％上がる』
という件がありました。


これ、とってもナットクです～。

私は
「社員のモラルとモチベーションが上がれば、業績は４０％以上上がる」
と思っていますけど。＜これ、実感です＞


イケイケドンドンの会社や好調なＩＴ企業。
一見、エクセレントカンパニーのように見えますが、結構、モラルとモチベーションが低いところがあります。
これって、業績はきっと長続きしないんだろうな・・・、って。


◆成長企業と衰退企業

“戦略プロフェッショナル－シェア逆転の企業変革ドラマ－三枝匡著”は、大好きな本で、マネジメントに手詰まり感を感じた時に、読み返しています。

その中に、こんな比較があります。


・会議　 　 《成長企業》喧々諤々 《衰退企業》だらだらと決まらない

・時間軸 《成長企業》期限の設定が明確 《衰退企業》期限があいまい

・根回し・社内調整 《成長企業》アクションと同時 《衰退企業》事前に時間をかける

・プラニング 《成長企業》動きながら固める 《衰退企業》じっと考え、作文のようなプランを作る

・礼儀・しつけ 《成長企業》良い 《衰退企業》悪い

・普通の社員の疲れ方 《成長企業》激しく疲れる 《衰退企業》ぬるま湯的で楽

・ミドルからの提案 《成長企業》ある 《衰退企業》少ない

・危機感 《成長企業》ある 《衰退企業》ない



成長している会社の社員は、モラル・モチベーションが高い。しかもエネルギッシュでコミュニケーションも取れていると思うんです。

モラルをあげると業績は２０％アップ、そして三枝さんの上記の比較表。
まずは、小手先の作戦よりも土壌作りが大切。


8月に入り、少し余裕が出て、そんなことを考えているＹＨです。

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